リーマスルーピンが何かを隠していて、そのために特定の誰かと仲良くならないようある一定の線を引いていることに彼女が気づいたのは一年前だった。
仕掛け人以外をリーマスはファーストネームで呼ばない。告白されようと必ず断る。

それをわかってしまった時、△△に出来たのはせめてどうにかして彼の近くにいることだった。
実はお菓子作りは得意ではないし、毎回屋敷しもべに教えて貰って何とか形にしている。

-想いを寄せる彼にお菓子をあげたいけど勇気が出せないのでリーマスに味見してもらいたい。-

そういうことなら、と彼は眉を下げつつも、笑って△△の頼みを承諾した。
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