やがて椅子を引く音がして、背中越しに2人が去っていったのが分かるとロンは力が抜けたようにずるずるとその場にしゃがみこんだ。
「△△って言うんだ...」
そこからは特に用がないのにほぼ毎日図書室へ通い続け、彼女を探した。ハリーやハーマイオニーにはおそらくその行動は不審がられていたが、課題をしたくて。と普段の彼を知っていればすぐ嘘だとわかる誤魔化しをした。彼女もほぼ毎日図書室へ来ていて、こっそり本を読む姿を観察していた。
観察するうちに彼女はレイブンクローだということ、恐らく年上だということ、とても感受性豊かだということと、名前が△△・○○だということが分かった。名前は友人が呼びに来たり、マダム・ピンスと会話しているところから知ったのだ。
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