「僕は先に寮に帰るよ」
肩を落として背を向けるポッターを今までしてきたことがしてきた事なので自業自得だとは感じたけれど、
同時に少しかわいそうだとも思った。
「あまり気を落とさないで、また作戦を考えましょう」
「うん、キャンベル頼りにしてるよ」
同情した分いつもはしないけどはげましちゃった。
さて、と1人廊下のはずれに取り残された私は芝生に座り込み腕組みをする。
そういえばポッターがリリーにアタックしたのはあの事件以来初めてだった。
押してダメなら引いてみろとは言うが久しぶりにアタックされてドキドキした、というのは
「ありえないか」
思わず口にだしてしまう。周りに人がいなくてよかった。
でもリリーがどう感じたのかを知っておくのはいいことかもしれない。
もしかしたらポッターには言えないことを教えてくれるかも。
そこまで考えたらパンパンとスカートに付いた芝生を払って廊下を駆け出した。向かうは彼女の去った方向。
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