まさかと思いつつ畳まれた羊皮紙を広げると、先ほどとは違って書きなぐったような文字。
ー
僕にデートをレクチャーしてくれ!放課後いつもの空き教室で待つ。J.P
ー
「なんで私が」
思わず声が出てしまった。キョロキョロ周りを見渡すが私のことなんか気にもとめずみんなは楽しそうに昼食を食べている。これはこれで虚しい。
ジェームズは一緒につるんでいるシリウスブラック程ではないが整った顔をしているし、頭もいい。デートなんて何回もしてるんじゃないのか?そもそもなかったとしてもシリウスブラックに聞けばいいのではないだろうか。
そう思いつつも返事をするのも面倒なので放課後直接会って言うことにしよう、と心に決めてかぼちゃスープを手に取った。
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