日常



屋敷しもべたちにいつものサンドイッチを頼んでリーマスの隣にある椅子へ腰掛ける。まじまじ彼を見れば相変わらず身につけているローブはボロボロだが、出会った時よりも顔色が良くなったようだ。ホグワーツでの生活のおかげだとすると前までどんなひどい環境だったのだろうと眉を寄せる。

「そんなに見つめられると照れるね」
「あ、ごめんなさい。なんだか久しぶりな感じがして」

おどけた調子のリーマスに、寄せていた眉は戻り、思わずくすりと笑ってしまう。
私が夕食を取り損ねているせいもあるが、受け持つ教科が別なのもあり、この広いホグワーツではなかなかすれ違うこともない。その上この学校は時間割も変則的なため職員室に行ったとしても先生達がみんな揃うことはないのだ。


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