午後のティータイム



じっとりと握ったままの拳には緊張で汗が滲んできてはやくノックしなければ、と何度目かの決意を固める。
そしてさあ!と腕を動かしたところで目の前の扉がいきなり開いた。

「やっぱり、ミアか。さっきから扉の近くに誰かいるような気がして、でも一向に動かないから」
「ご、ごめんなさい」

部屋の主はちょっと冷や汗をかいていた。怖がらせてしまって申し訳ない。

リーマスの後をついて部屋に入る。きょろきょろ落ち着きなく部屋の中を見渡す。闇の魔術に対する防衛術の先生だけあって部屋には様々な魔法生物がいた。この緑はなんだろう。

「それは河童だよ。東洋の妖怪なんだ」

かっぱ。ぬめぬめしてそうで頭には皿のようなものが乗っている。触ろうか悩んで手を引っ込めた。もし噛まれたり引っかかれたらたまったものではない。
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