皆まで言わなくてもその薬が脱狼薬であることはわかる。
スネイプはリーマスが嫌いなことを隠そうともしていないため、ハリーからすればおかしな光景で印象に残ってしまったかもしれない、と彼は不安に思ってるようだ。
ぽん、と優しく彼の肩に手をのせる。
「大丈夫ですよ。ポッターの魔法薬学の成績はあんまり良くないみたいですしどんな薬か気づくはずないです」
「どうしてミアがそんなこと知ってるんだい?」
彼は少し驚いていた。たしかに私はポッターとは挨拶を交わすくらいの仲だが、その友人とは少し話す。
「いつもグレンジャーに泣きついてるポッターとウィーズリーを見かけるんです」
そこでようやくなるほど、とリーマスは笑った。
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