忍びの地図



「我ここに誓う 我よからぬ事を たくらむ者なり」

リーマスが羊皮紙に杖を当てながら合言葉を唱えた途端、ただの羊皮紙だったものに文字が浮き出てきた。そうして、城の全体像が現れる。リーマスが渡してくれた地図を見ると城に関するありとあらゆる情報がそこにはあった。

「なにこれ…誰がどこにいるのかも書いているじゃないですか」
「そうだ。これがブラックの手にもし渡ったらと思うと、ゾッとする」

抜け道が記されているだけではなく今このリーマスの部屋にいる私達の名前や先生方、生徒たちなど多くの名前が浮かび上がり、しかも動いている。
たしかにこれがもしブラックの手にでも渡ったなら一発でポッターは仕留められてしまうかもしれない。

地図を見ているうちにどんな呪文でこんなものができているのかという興味も湧いたが、それよりもリーマスがなぜこの地図の扱い方を知っているのかが気になった。
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