カウントダウン



「陸亀と海亀の違いがわからない」
「あなたがそんなでどうするのです。なんとしてでも試験までに覚えなさい」

日に日に生徒たちの表情から笑みが消えていく中、変身術の試験もスタートした。
試験週間初日はまず3年の試験だった。グレンジャーは占い学以外の11科目を受けているだけあって顔がゾンビのように青白く、やつれていて、しかし睨みつけるように答案用紙に書き込んでおり試験中こっちが心配になった。
ポッターとウィーズリーも同じ試験を受けていたが、ふたりとも試験というよりはほかのことで浮かない顔をしているようだった。
実技の方はというとどの学年もほとんど散々で、覚えている限りではグレンジャーがきっと優を取るだろうというくらいだ。亀が口から湯気を出していたりそもそも変化させた一部が元の物質のままだったり、という具合である。

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