でも、変化というのはいつだって突然だ。

「嘘だろう」

1ヶ月前のある朝大広間で友人と朝食をとっていたときだった。驚きに染まったジェームズさんの声はとても大きく、少し離れた席にいた私と友人にも届いた。
なんだなんだ、と私たちの他にもグリフィンドールの生徒達が彼らを見つめる。

「そんな、ありえない。リリーとスニベリーが?冗談はよしてくれ」
「俺だって信じたくはないさ、けどエバンズと同室の女が俺に言ってきたんだよ」
「それを、信じるのか?ありえないね」

今にも掴みかからんとするジェームズさんと、バツが悪そうにもごもご口を動かすシリウスさんがそこにはいた。またエバンズさん絡みか。ずくりと胸が痛みながらもいつも仲のいいふたりがなぜこんなにピリピリした空気なのかきになる。

知る


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