「みのりさんって結構いける口?」
「あ、ばれた? けど次郎さんすごいなあ。宅飲みするとき美味しいおつまみ食べれて一緒に飲む人羨ましい」
「みのりさんも料理上手そうだけどねえ」
隣でもぐもぐと食べている鷹城さんが、みのりさんの料理美味しいけど若干大味なんすよね、と要らないことを言って渡辺さんから小突かれる。
「セムのお三方はよく一緒飲んでる感じしますけど、バイトのお三方は……? ピエールさん居るからあまり飲まれないんですか?」
「あ−、どうだろうね。三人で居るときは一緒にご飯作って食べたりはするけど。確かにお酒は飲まないね」
「……みのりさん絡んでくるからあんま飲みたくないんすよね」
「ごめんごめん恭二可愛くてさあ。って最近断ってくるのそれか!」
お兄さん悲しい〜、と渡辺さんが鷹城さんの腕にしがみつきながら泣き真似をする。そういうところっすよ、と彼がじとっとした目で渡辺さんを見る。
セムのお三方は、と山下さんを見ると、あ、うち?、と山下さんが自身を指さす。
「想像の通り、よく飲むよ。俺の部屋が多いかも。翌日仕事ないと気が緩んで皆で雑魚寝しちゃうときもあるねえ」
「硲さんもそれするんですね……」
「ちょっと意外だよねえ」
20171227