present



19


「そろそろ寝よっか。」

その一言で時計を見たら、もう23時やった。

ついさっきまで一緒に買いもん行って、天音が作ってくれた豆腐ハンバーグ食べて、風呂入って、のんびりしてただけやのにな。

ほんま、天音とおる時間は1分が1時間に変換されとるんちゃうか思うくらい、あっという間に過ぎてまう。


「……あ、の。信介?」

「…なんや?」


隣に座っとった天音を、自然と腕の中に引き寄せて頭を撫でとったら聞こえてきたそれはちょっと緊張したみたいな声やった。

顔を覗き込むと、恥ずかしそうにモジモジしてて、、、


なんや小動物みたいで可愛えぇ。


「その…。お昼のアレ……。」


ほんまに小っさい声で言うもんやから、何思い出してるんか一瞬で分かって、思わずクスッと笑うてまう。

柔らかく、えぇ香りのする髪にそっと唇を寄せる。


「……ベッド、行こか。」

「っ…う、うん。」


ソファから立ち上がって、天音の手をそっと引いた。

その小さな手の温もりが伝わってくるたびに、胸の奥がじんわりと熱を帯びていく。


リビングの電気を消すと、部屋の中は柔らかい暗さに包まれた。

心なしか2階の部屋へ向かう足取りが少し軽い気がして、自分で笑いそうになる。





..



天音の部屋に入って電気をつけたけど、すぐに常夜灯に切り替えた。

淡い光の中で、明らかに緊張している彼女の背を押し、ベッドへ誘導すればそのまま2人分の体重でベッドを軋んだ。

髪をまとめていたヘアゴムを取ってあげれば、俺が好きな黒髪がふんわりとシーツの上に広がる。

目の前の熱のこもった瞳には、期待が含まれていて自然と体が熱くなっていくのを感じる。



「信介……大好き。」



その言葉が胸に沁みた。

俺も、大好きや。

小さく息を吸って、そっと彼女の唇に触れる。

一度触れてしまえば、それを合図に、俺の体は本能的に彼女を求め動く。


サラサラの髪を手櫛するように頭を撫でながら、何度も触れるだけのキスをする。

次第にその小さな唇を味わう様に、自分の唇で挟んだり少し舌で舐めたり…とにかく味わった。


そうしていれば、天音の細い腕が俺の首後ろにそっと回ってきて、ぬっと遠慮がちに小さい舌が俺の唇を割って入ってきた。


「っっ…」


驚いて目を開ければ、顔を真っ赤にしてぎゅっと目を瞑る天音がおった。


昼間もそうやったけど、彼女のこの表情、堪らん。


ほんまにすぐ理性がぶっ飛びそうになって、あかんやつや…。


ゆっくり絡まってくる舌に、つい意地悪したなってしもた。

だから少し奥まで入ってきたタイミングで、そのを舌ジュッと強く吸う。


「んんぅっ!?」


ビクッと身体を大きく弾ませ、閉じていた彼女の瞳が見開かれた。


「しんっ…あっ…ぅんんっ…」


離されそうになった唇を、逃すまいと追いかけ今度は俺から舌を入れ、出来るだけ優しく口の中をかき回す。


天音の口の中はいつまでも味わっていたいくらいに甘くて美味や。

一種の麻薬のようで、脳がビリビリと痺れてくる。

その感覚を味わいながら、スルッとTシャツの中に手を入れ、そっと上へ上へ手を滑らせていく。

滑らかでスベスベの肌は非常に触り心地がえぇ。


「ふっ...ふふっ..ちょ、信介っそこ、こそばいぃっ..あははっ..」

「ん、ここか?」

「やっ、ほんまに..ひぃっ..こそばいねんってばぁ!」


クネクネと身を捩って、俺の手から逃れようとする。

けど、そんなの許されるわけないやろ。



「こそばいんと、気持ちえぇは間違えたらアカンからな?」


そう言ってTシャツと下着を同時に上へ押し上げた。

露わになった天音の柔らかな二つの丘は、どちらもすでに頂上がプックリと膨らんでいて、思わず見惚れてしまう。

昼間に見た時も思ったけど、やっぱり綺麗やな。


吸い込まれるようにそこへ舌を沿わせば、ビクンと天音の体がまた跳ねた。


「これは気持ちえぇか?」

「あっ..うぅっ...気持ちっ...」

「ほなこれは?」


舌を引っ込め、先ほどこそばいと言われた脇腹を撫でる。


「ひぅ...こそばっんんっ...」

「……ほなこれは。」


脇腹を撫でながら、胸の頂へ吸い付く。


「ひゃ!?うっ…あぅっ…」

「…天音、教えてや」


胸への愛撫を続けながら、そっと天音の顔を覗き込めば既に蕩けきた顔をしとった。

聞かなくたって答えはわかっとる。

せやけど彼女のその口から答えを聞かずにはいられんかった。



「んんっ…き、きもちぇぇ、です…」


「そうか。…ちゃんと言えて、えぇ子やな。」


小さな声やったけど、ちゃんと俺の耳まで届いた甘い声。

だいぶ息の上がった彼女の頭を撫で、そのまま瞼へ唇を寄せる。



「…昼は俺だけ気持ちよくなってしもたからな、今回は天音がイクまで沢山可愛がったるからな。」

「ふぇっ…え、えぇよ、恥ずかしいっ」

「あかん。一緒に気持ちよくなりたいんや。」

「うっ…。」


腕で口元を隠しながら、数秒唸った彼女は最終的にコクコクと首を縦に振った。


あぁ。
かわえぇな。


沸々と湧き上がる熱は、既に下半身へ集中的に血液を回しとった。

俺はそれを誤魔化す様に、彼女を見下ろしながら着ていたTシャツを床に放った。




ちょっと短いですが、次回夢主視点でのRシーン予定です。








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