- フリアイ -
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アラン「ボンボンジュール、フリアイ」

フリアイ「ねぇアラン。出会い頭でいきなり胸をもむの、やめてくれない?」

アラン「ゴフッ。いやぁ、フリアイちゃんの愛の重さ、しっかり受け止めたぜ」

フリアイ「あら、ご希望だったら何発でも殴ってあげるわよ?」

アラン「あー、それはちょっと簡便な。俺の顔に傷でもついたらせっかくのイケメンウィザードも台無しだぜ……」

フリアイ「今度あなたにラーの鏡でも見せてあげようかしら……。あなたは現実を知るべきだわ」

アラン「嗚呼、ラーの鏡で俺の顔を写したらそこには世界で一番イケメンで凄い魔法使いが現れるな。はぁ……。全く、俺のかっこよさも罪だよな……。神はなぜ俺をこんなにもイケメンに作られたのだろう……。ため息が出るぜ」

フリアイ「……」

アラン「な、なんだよそのゴミを見るような目!!」

フリアイ「ええ。あなたのその過剰な自意識は神様があなたを御作りになった時にゴミのようなエラーを起こされたのね、って思ったのよ」

アラン「ハハハ。フリアイちゃんには俺のかっこよさは刺激が強すぎたか」

フリアイ「馬鹿おっしゃい。ていうか、そんなに顔を近づけないでくれる?」

アラン「なんだよ。俺のかっこよさを前にして俺のこと直視できねーんじゃないか?」

フリアイ「冗談はよしこさん。そうね、あと13発くらい殴ったらあなたの身の程知らずな考えも矯正できるかしらね」

アラン「ちょ、やめろフリアイ!!俺のイケメンな顔に傷でもできたらどうすんだ?!ちゅーか、魔法(マジ)で全国のマドモアゼルが悲しみで涙を流すだろ?!」

フリアイ「そうね。全国のマドモアゼルが喜びで涙を流すと思うわ。あなたみたいなチャラ男が成敗されたって知ったら」

アラン「はぁ。フリアイちゃんは手厳しいぜ……」