- リディア&ティルちゃん -
>>支援C

店員「いらっしゃいませー」

リディア「あー、涼しい!生き返る〜!」

ティル「外、暑かったもんねー」

リディア「席、あの窓際でいい?」

ティル「うん。あそこなら落ち着いてお話できそう」

リディア「ティルとこうしてゆっくりお話するのって、なんやかんやで初めてだよね」

ティル「うん。でも、なんかリディアとは長い付き合いな気がするんだよね。どうしてかしら」

リディア「分かる!私も!なんか、もう数年は交流してる気がする。不思議だよね。私たち、出会ってからまだそんなに経ってないのに」

ティル「ねー。うふふ、今日はリディアに聞きたいこと、たくさんあるの!取り敢えず、飲み物頼みましょ!」

リディア「今日はこの後クエストを控えてるから、お酒は飲めないし……。あ、この青りんごジュース、いいかも」

ティル「へー、リディアってりんご好きなの?」

リディア「うーん、私は別に普通かな。友だちにりんごが大好きな子がいて。なんか、ふいに友だちのことを思い出したのよねぇ。ごめんね、今日はティルと一緒に来てるのに」

ティル「いいよ!私、そんなことくらいで『酷い!そうやって手のひらを返すんだ!』なんて言わないから」

リディア「良かった〜。ティルは何にする?」

ティル「私はこの夏ミカンミルクにしようかな」

リディア「ティルはミカンが好きなの?それともミルク?」

ティル「うーん、別にどっちもそこまで好きって訳じゃないけど……。なんか、面白い組み合わせじゃん?」

リディア「確かに。じゃあ、もう頼んじゃおうか!」

ティル「ええ!今日はたくさんお喋りしましょ!私、同じウォルロ村の女守護天使として、リディアとは一度話してみたかったの!」


>>支援B

ティル「夏ミカンミルク、なかなか悪くない味ね」

リディア「青りんごジュースも美味しいよ」

ティル「ねぇ、お互いの飲み物をちょっと交換してみない?」

リディア「うん!いいね!あ、夏ミカンさっぱり〜!」

ティル「青りんごもほんのり甘くて美味しい〜!あー、幸せだわ」

リディア「美味しい物を食べたり飲んだりする時ってどうしてこんなに幸せなんだろう」

ティル「ねー。守護天使の修行も大変だったし、癒しの美味しいご飯3連発とかないとやってらんないわ」

リディア「ティルもイザヤール様が師匠だったんだよね」

ティル「そうよ。修行が厳しいったらありゃしない!私人間界に落ちて思ったもん。『こんなことなら真面目に修行に明け暮れるんじゃなくて、もっと恋とかすれば良かった』って」

リディア「恋ねぇ。ティルは好きな人いないの?クランとか」

ティル「は、は、はぁ?!ククク、クラン?!ないないない!!なさ過ぎて、一瞬頭にシグママークが浮かんだわよ!」

リディア「そ、そこまで否定されるとクランが可哀想になってくるわね……」

ティル「リディアの周りにはいい人いないの?私的にはリディアのとこの魔法戦士さん、気になってるんだけど……。ほら、かっこいいし、あれくらいかっこいいと、フィギュアにして拝みたいくらいよ」

リディア「何その恐ろしい例え……。私に言わせてみればインテもないわ」

ティル「えー。かっこいいのに?それに、セントシュタインの兵士だなんて、将来安泰じゃん」

リディア「あいつ、ああ見えてデリカシーないわよ。この間私が『はわわ……お腹いたい……』って言ったら『下痢か?』って聞いてきたのよ!しかもその後『下痢が豪雨』とか言い出してきたし、なんか、その言葉が『ゲリラ豪雨』に聞こえて頭から離れなくなったし……」

ティル「下痢が豪雨……。確かに頭から離れなくなりそうな言葉」


>>支援A

店員「いらっしゃいませ」

ティル「ねぇリディア。あのマネキンコーデ、ちょっとセンス悪くない?他のマネキンは凄くオシャレなのに、あれだけ『10歳前後の女の子が背伸びしてオシャレしたんです』って感じで、なんか目立つ」

リディア「わかる!私もそう思ってた!なんか、勘違いしたおっさんたちが『今日も相変わらず可愛いなぁ』って言ってチヤホヤするからさらに勘違いしちゃう系の服だよね、あれ」

ティル「そうそう!承認欲求の塊よ承認欲求の」

リディア「でも、あのコーデは酷いけど、トップスもスカートも単品で見れば悪くないんだよね。どうしてあんなに酷いコーデに見えるのかな?」

ティル「言われてみれば、確かに気になる……。あ!靴下じゃない?」

リディア「あー!なるほど!靴下の長さが絶妙にバランス悪いんだ。あと、このトップスならスカートはもっと重い素材の方がいいわ」

ティル「確かにねぇ。うーん、なんか、私達で店内の服とこのマネキンコーデを組み合わせてみたい……、みたくない??」

リディア「楽しそう!さっそく探そうよ!」

ティル「うーん、この服じゃない……」

リディア「あのズボンじゃない……」

ティル「……」

リディア「……」

ティル「……見つけた!」

リディア「これなら年相応よ!」

ティル「決めた、私これ買う!」

リディア「私も。うふふ、ティルが選んだコーデ、ティルっぽくっていいな」

ティル「リディアこそ、とっても似合ってる」

リディア「自分でコーディネートするのも楽しいね。また2人でお買い物に行こ!」

ティル「ええ、約束よ!」