- サンディ -
≫支援C

サンディ「ふふふ、箱舟ちゃんをアタシ色に染めるための飾りを手に入れちゃった〜。これで箱舟ちゃんももっと豪華に……」

サンディ、箱舟の中に入る。

サンディ「な、な、な、なんですかコレ?!アタシの箱舟ちゃんにこんな物騒な武器コレクションを置いたのは誰ナノ?!いいや、この武器は外に出してっと」

サンディ、箱舟の中の武器を外に放り投げ、デコレーションを始める。

リディア「えへへ、モンスターを倒したお金でやっと買えたマスケット銃四丁!銃があれば飛んでる敵を相手にしても戦いやすくなるわ」

リディア、マスケット銃を持って箱舟に入る。

リディア「あ、サンディやっほー。あら、箱舟の中を改造したの?」

サンディ「あ、リディアちょうどいいところに来たわね!なかなかイケてると思うでしょ!」

リディア「あれ、サンディこの辺に置いてた武器知らない?」

サンディ「ちょ、マジすか。アタシの箱舟ちゃんに物騒な武器置いていたの、リディアだったの?てっきりインテあたりが勝手に箱舟を倉庫扱いしてたのかと思ったじゃん」

リディア「で、武器どこ?あ、それとやっとお金が貯まったから今日からこのマスケット銃も仲間入りね」

サンディ「外に放り投げましたけど。勝手にそんな物騒な物置かないでヨネ」

リディア「嘘!あー!!本当!!私が一生懸命お金を貯めて買った武器が外に放り出されてる!サンディ!どういうこと?!」

サンディ「それはこっちの台詞ダカラ!!誰の許可があって勝手に置いてるわけ?」

リディア「色んな武器があった方が戦い方にも幅が出るからね。でもあまりたくさん持ち歩けないからここに保管しようと思って。ほら、使いたい時はサンディに箱舟を動かしてもらって届けてもらえばピンチもチャンスに変わるし!」

サンディ「誰がそんなことすると思ってるの?!とにかくここを武器保管庫にするなんて許さないから!」

リディア「なんで!いいじゃんサンディのケチ!」

サンディ「ダメなものはダメだから!アタシは絶対に許可出さないからネ!!」

リディア「なんですって……!」

サンディ「もう!リディアなんて知らない!」

リディア「それはこっちの台詞よ!サンディの馬鹿!もう知らない!」



≫支援B

リディア「もう、サンディったら。人の気も知らないで。サンディだったら協力してくれると思ったんだけどなぁ。私の思い違いだったのかな……。そう言えば、サンディと喧嘩するの、これが初めてかも。サンディ、いつも好き勝手言ってるように見えてなんやかんやで私にずっと協力してくれてたし……。私、サンディに自分のやりたいこと押し付けてたのかな」


一方、サンディは。


サンディ「リディアったら、どうして何も言わずに勝手にやっちゃうかな?!フツー、こういうのは事前に相談するっしょ。第一、『色んな武器を持っておけば戦闘の幅が広がる』なんて言ってるケド、リディアは十分に戦ってるじゃん……。あんなにいっぱい武器集めてから……」


再びリディアサイド。


リディア「もう一度サンディと話してみよ!そうと決まったら善は急げよ、サンディのとこに行かなきゃ!」

ログ「マスター!大変っす!」

リディア「どうしたの?」

インテ「サンディが人質……というか謎の乙女質にされた」

リディア「はっ?!ていうかその"謎の乙女質"ってなによ。ゴロ悪すぎ」

ルルー「とにかく、助けに行きましょう」

リディア「サンディ、待ってて。今助けに行くから……!」



≫支援A

リディア「サンディ!!無事で良かった」

サンディ「リディア〜!!あんた、いきなり崖から飛び降りて来るから心配したじゃない!!」

リディア「大丈夫よ。ちゃんとバギ使ったからそんなに骨に響かなかったし」

サンディ「そういう問題じゃなくて……!」

リディア「いいよ、サンディが無事だったんだから。もうこの問題はおしまい」

サンディ「リディア……」

リディア「あと、勝手に箱舟を倉庫扱いしてごめんね。ちゃんと自分で持ち歩くことにするよ。ログも一緒に持ってくれるって言ってるし」

サンディ「別に箱舟に置いておいてもいいヨ。呼んでくれたら箱舟ちゃん動かして持っていくシ。青い木がないと停車は出来ないケド、徐行なら出来るから……そこはアタシの腕があればイケる!」

リディア「サンディ……。いいの?」

サンディ「別にいいヨ。超ゴージャスな箱に入れておいておけば見栄えもイイもんネ!」

リディア「ありがとう……!」

サンディ「だから、今度からちゃんと言ってよね!!あんた、たまーに一人で抱えちゃうことあるんだし、こういう時くらいは相談してよ」

リディア「うん、そうだよね。本当にごめん!それと、ありがとう!」