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不良に絡まれないために見た目奇抜つよつよにしてるんだけど実際ボクシングやっててっょぃので、見た目も中身も伴ってしまいあらゆるチームから勧誘されまくる気弱な男子高校生の話

なまえ「やめて!!勧誘しないでください!!!不良こわい!!」
マイキー「何言ってんの???」
ドラケン「ブーメランだろ」


〜今までの勧誘の数々(日常の一コマ)〜

▽東京卍會
「よーなまえ」
「うわっっっマイキー?! また来たの君?!」
「また来たのってなまえがウチに来れば全部解決する話だろ」
「行かないってば、もー、この人なんとかしてくれよ堅くん……」
「コイツはあんたが来るまで諦めないっすよ」
「なァ、オレんとこ来いって言ってんじゃん」
「イヤだって言ってんじゃん!! 蹴り飛ばしてくんのやめろよ!」
「じゃあちょっとだけタイマンしない? ちょっとだけでいいからさあ」
「スナック感覚でタイマン仕掛けて来ないでよ! やらないよ!」

マイキーがなまえにちょっかい出してきたところを他のチームに奇襲をかけられる→連れだと思われて喧嘩に巻き込まれる→ 正当防衛の連続で敵を一蹴しまくる→それ以降なまえの腕っ節に惚れたマイキーが結構な頻度で勧誘しにくる。しばらくは(ドラケンに)びびって逃げてたけど(マイキーが)めちゃくちゃ追いかけてくるし逃げるのは無駄だと悟って諦めた。最近は勧誘という名の雑談タイムになってる。
たまにマイキーが「タイマンしよ」とか言って蹴りを飛ばしてくるがなまえはヒイヒイ言いながらことごとくかわすので、「やっぱりなまえ君すげえな……」とドラケンは思っている。

▽黒龍
「……よし、いくらだ」
「は?」
「いくら払えばウチに来る? 金はある」
「俺を言い値で買おうとすんな! 行かないからな!」
「なまえ、お前の力が黒龍には必要なんだよ」
「い、乾くんが充分強いからいいじゃん………」
「オレよりもお前の方が強いだろ、頼む、なまえ」
「……だ、だめです………」

風の噂でなまえの話を聞いてまずは力量を測ろうとイヌピーがケンカをしかけたところ、なまえの華麗な左カウンターがキマり一発KOされた(正当防衛)。ちなみにノビてしまったイヌピーになまえはめちゃくちゃ謝ったし治療した。それからイヌピーはなまえのことを一目置くようになり、黒龍への本格的なリクルートが始まる。
ココは貢いでモノにしようとするが絶対になびかないなまえ。けれどイヌピーの真っ直ぐな瞳には弱いので若干弱腰になる(でも断る)。最近ココはイヌピーを使えば勧誘イケるかも……と思いはじめた。

▽六本木のカリスマ
「おーい逃げるなよなまえ〜!」
「逃げられると追いかけたくなんだろ?」
「お前らが追いかけなきゃいい話だろ!!」
「マジでなんもしねえからさあ! 一回止まれって!」
「凶器手に持ちながら言うセリフがそれ?!」

しばらく恐怖の鬼ごっこが続くが絶対に何もしないというのと(蘭の)凶器を出さないというのを条件に出され逃げるのをやめる。ヒエ………って体縮こまらせながら灰谷ズが満足するまでいろいろなところに連れ回される。これが月に数回起きる。
側から見れば不良がつるんでいるようにしか見えないが、なまえにとっては恐怖の時間である。
気付けば勝手にケータイに二人の連絡先が登録されており、メールは来るわ電話も来るわで勘弁してくれ……と思ってる。でも着拒はしない。(以前メールと電話を返さなかったらめちゃくちゃ怒られたので)。




なまえ
元は病弱だった体を強くするために& 中国カンフー映画が大好きな父親にカンフーを習わされる。ボクシングを始めたのは父親に対するささやかな反抗。
お陰で健康にはなったのだが、気弱なので不良を見るとそそくさと逃げるしメンチ切られるとめっちゃビビる。
変な人に絡まれないように髪を染めたりして見掛け倒しで見た目を派手にしているのだが、最近弊害が多いな……と思い始めた。