【32】待たせすぎた
なんで泣いてるんや、遊。もうぜーんぶ終わったんやで?
約束破ったんはすまんと思うとる…。
でも、これからはもうどこも行かへんし、ずっと傍におるから、もう泣くな。
「さようなら、愛してる。」
どこ行くんや?
遊!聞こえへんのか!?遊!!
「遊!!」
「やっと目を覚ましたな。」
「!?」
「改めまして、八番隊第六席 無限トキと申します。」
目を覚ますと遊が部下だと言っていたイケメンがおった。
そう言えば、藍染との戦いが終わって…、遊が卍解した所で意識を失ったらしい…。
「遊の卍解で怪我は完治していますが、卍解の力の影響で2日間眠り続けていました。」
「2日間…そう言えば、遊は?」
「…これを。」
「なんや、花と手紙て…男やのうてかわいい女の子からもらいたいわ。」
「…何を勘違いされているのか分かりませんが、遊からです。」
それをはよ言えやと遊からだって言う白い花と手紙を受け取った。トキは私はこれでと一礼して出て行った。あいつ意外にちゃんとしとるんやな。
この白い花は…どこかで見た事ある…。似たような花はいくらでもあるかと一先ず手紙を開いた。
"真子さんへ
この手紙を真子さんが読んでいるという事は、藍染との戦いに決着が着いたんですね。
この100年間後悔ばかりしてきました。真子さんと一緒に行かなかったこと。一人で生きていくには辛くて悲しい毎日でした。
でも、今の護廷十三隊の仲間が助けてくれました。そのおかげで私はまた真子さんやみんなに会うことが出来た。きっと真子さんもみんなの事すぐ好きになってくれると思う。
この決戦の後、真子さんやみんながどんな選択をするのかは分かりませんが、私はみんなの幸せを祈ってます。
決戦に向けての準備と中々内容がまとめられなくて、他の皆さんへの手紙を書く時間がなかったの…。謝っておいてください。
もっと一緒にいたかった
愛してるよ 真子さん
遊より"
「アホか、そんなん直接口で言えや。遺言かっ!なんで目覚めてすぐツッコまなあかんねん。」
―もうすぐお前の傍に居れるようになる。
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