◇ case3 差し込む指と其の隙間
「はぁ、毎日毎日暑いねぇ。」
武装生徒会室の隣席で天を仰ぎ、首の包帯に指を差し込む太宰。
珍しく早く来たと思ったらこれだ。
先程から「死ぬー」とか「干乾びるー」とか、正直煩い。
ちらりと視線を向けると、太宰がそれに気付きにやりと笑った。
「あ、なまえ、今私の色気に見惚れていたね?」
ふふん、と鼻を鳴らすので正直に答えてやった。
「そんなに暑いなら、包帯取ればいいのにって思って。」
太宰は凍りついたみたいに固まった。
2019.12.05*ruka
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*confeito*