あくまでお誘いですが。
優良さんにE組のことや暗殺のこと、それらが国家機密であることをお話した。
それを聞いた優良さんは少し慌てた様子で自分が聞いても良い内容だったのか確認してきたので「他言無用でお願いしますね」と言っておいた。
(話したことがバレたら怒られそうですねぇ…烏間先生に)
まあ、優良さんがE組へ来てくれれば問題はないのでしょうけど。
それを決めるのは私ではありませんからねぇ。
「…と、ここまでは前置きなのですが」
「!」
今度は何を言われるのだろうと身構える優良さんを見て、話の順序を誤ったと思うものの今更だ。
そのまま「優良さんさえよければ、E組に来てみませんか?」と誘うことにした。
「…?」
思いもよらないお誘いにきょとんとする優良さん。
そんな優良さんに言葉を続ける。
「私は地球を滅ぼそうとしている超生物ですが、その前に先生です」
「…?」
「何か困った事や悩み事があればいつでも相談に乗りますよ、優良さん」
「!」
そう言って、優良さんの頭を撫でる。
目を丸くする優良さんにE組へ誘う理由を述べた。
国家機密らしいので、私自身が本校舎へ行くことはできないこと。
優良さんがE組の生徒になれば相談に乗りやすいと思ったこと。
「それと、E組の生徒達ならば貴女と普通に仲良くなれると思ったので」
「…!」
「なんと言っても、地球を滅ぼす超生物が担任の先生なのですから、理事長先生の娘くらい問題はないでしょう?」
それにE組は本校舎から遠い。
理事長先生の目も本校舎ほど光らないと思いますし…。
「あくまでお誘いですが」
この学校でのE組の扱いはあまり良いものとは言えませからねぇ…。
「それでも、少しは考えてみてください」
決めるのは優良さん自身ですから。
まあ、優良さんがそう決めたとしても彼女の父親が許可してくれるとは限りませんが…。
何しろ、あの理事長先生ですから。
私自身、先程玉砕したばかりですしね…!
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CrystalpalacE