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***余命宣告を受けたら***
大腸がんが、女性の死因第1位になっている近年、癌の告知とともに余命(あとどのくらい生きられるか)を医師から告げられる人が増えてきているのかなと思います。
「癌だ!」
と言われただけでも、かなりの衝撃を受けてしまうものです。
そのうえ、「命の期限」が近いことを告げられる。
どれほど恐ろしく、どれだけ哀しいか。
何日も何日も、きっと眠れないのではないでしょうか。
想像するだけで胸が痛みます。
けれど、私自身、大腸がん患者なのでいろいろ調べたり、実際に余命宣告された方とお話したりするうちに
余命ってなんだろう?
と思うようになりました。
医師が告げる余命とは、癌のステージごとの5年生存率をもとに計算した、
机上の空論
みたいなものなんじゃないか?と…
つまり余命宣告とは
あなたの癌の場合の平均余命
を単純に告げているに過ぎないのでは?
実際に余命を宣告されても、その時期を大きく超えて元気な方がたくさんいらっしゃいます。
もしも余命を宣告されたなら…
それは
これからどう生きるのか
考えるchanceであり、
そしてその結果、医師の宣告とは裏腹に病状が良い方向へ向かうこともあるようです。
だから、絶対に悲観することはないし、
希望をもって治療に臨んでほしいのです。
そもそも人間の寿命なんて、
神さまじゃあるまいし誰にもわかりません。
誰も
明日生きている保障なんかないのですから
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