L0st 浮カビ上ガル色、沈ミユク色


拒絶されるように、引き裂かれるように絶望の言葉(ことのは)が響く……

開いた紫の瞳。
映すセカイは、(みどり)と…(あお)と…
――よく知った漆黒月ノ覇王(じぶん)のセカイ。

絶望(ゼノゥ)(おか)されても構わないのに…。オレなんて、…僕なんて…」

『どういう意味だ……それ』

「残月ノ…雨鎖葵……?」

何故此処に居る? といった目をしている彼に再度、先程より強い口調で問った。

セカイが揺れる。水面の如く…。

「そのままの意だ……。他に何も――」

その口は塞がれた。






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