始まりは懺悔室

騒がしい街である元NY、ヘルサレムズ・ロットから切り離されたかの様な静かな教会

聖なる教会のとある一室

男女二人が密室で見つめ合う

「……スティーブン」
「……」

男は口を閉ざしたまま女を見つめる。女は続けて口を開いた。


「報告できなかった事は謝ります。しかし全ては偶然。本人ですら予想だにしなかったことで報告する時間など無かったのです。私に悪気など1ミリもありません。なので私は悪くありません」


仕切りの向こう側に座るスティーブンの目を真っ直ぐ見て訴えるエル

エルの居る場所


それは懺悔室であった


話が終わり解散した後エルはスティーブンに引きずられ、自分の教会の懺悔室にぶち込まれた。
シスターであるはずのエルがまさかの懺悔室行きである。

おかしいな。私この教会の主のはず

エルがふとそんなことを思っていると、今まで口を閉ざしていたスティーブンがやっと口を開いた

「エル」
「はい」
「懺悔し直し」
「Oh……」