「織依おはよー」
「はよ、ハルナ」
「名前!違う!ハルカ!!」
冗談デスと織依が眠そうに続けて言うとハルカはため息をついて話を続けた。
「マヨナカテレビみた?」
「観てない。寝てたし」
なんともやる気の無い返事にハルカは信じられないと捲くしたてた
「普通言われたら観るでしょ!?」
「じゃあ私は普通じゃないねぇ……」
はっはっはーと織依が棒読みのような笑い声を上げるとハルカは呆れて声も出ていなかった。
「へー」
「へー、って何にも思わないわけ?」
マヨナカテレビの内容を詳しく話したハルカは織依の気の抜けるような返事に不服のようで織依をじとーっと見ている。
クラスメイトになってそれほど経っていないけど、良い友人関係になれるだろうなあと、この時織依は思っていた。
「それで、何かに襲われているようだったって何でそう思ったの?」
ここからが本題とハルカに気になったことを聞き出すことにした織依を遮ったのはクラスの担任の先生であった。
その何かがシャドウだったりして……
なんて、またあの頃に戻りたいって思ってしまう私が居る。
終わったことをいつまでも引きずっているようではダメだと織依は心の中で自分に叱咤した。
「興味が沸いたから今度観るよ。ありがとう、ハルヒ」
ハルヒ!違う!ハルカ!!
きっと先生が居なかったらハルカはそう言っていただろうな。
拗ねた様子のハルカを見て、織依はその様子を想像してひっそりと笑った。
後に緊急集会で小西先輩が死んだことを知った。
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