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やっぱり坊は奥村燐が気に入らないらしく喧嘩をふっかけた。
「また椿先生が怒ったよ。誰だよ何回も怒らせるようなことしてるのは…」
「お前もやろ」
志摩に突っ込まれた。
「勝呂クン!こっちに来てくれタマエ」
なぜか坊だけが先生にお呼ばれされた。
奥村燐は?
「何だあの尻顎髭。贔屓か?」
ブフォっと噴き出す志摩はいつものことである。
「遠子さん!あれでも先生なんやから!」
子猫さんが私を諫めるように言っているが、
「フォローになってなかとよ子猫さん」
全然フォローしきれてない。
むしろとどめを刺したぞ。
「つーか何なんだアイツ……」
奥村燐は坊に喧嘩ふっかけられる理由が分からないらしく、不思議そうにしていた。
「はは、かんにんなぁ」
それから、坊の野望と志摩と子猫さんによるとてもわかりやすい『青い夜』講座が始まった。
私も『青い夜』のことは祖父に聞いたから内容も把握している。
「青い火が人体燃やしながらなんやかんやでサタン倒すて言うことだ」
「簡略化しすぎて分かり難いわ!」
流石に簡略化しすぎたらしい。
「授業再開するゾ〜!」
尻顎髭の声で授業再開と思いきや携帯に連絡が入ったらしく、何か話している。
「何かネ?ハニー。何だって?今からかい?仕方がない子猫ちゃんダ!」
「注ゥ目ゥー!しばらく休憩にする」
アホかいな