「じゃあ、寺島サン下へ。」


椿先生に言われ、蝦蟇のいる下へ降りる。
悪魔の動きに体を慣らす訓練だと説明されたが、私には心配事がある。

「……あれ?おかしいネ。」

そう

「蝦蟇が動かないなんて……」

私には悪魔は寄り付かないのだ。

このままでは体を動かさずに終わってしまう。
実技の授業なのだから私は体をうごかしたい。

じりじりと蝦蟇に近づいてみると、汗をたらし怯えた様子で後ずさる


面白い……


クラウチングスタートで蝦蟇を追いかける。
蝦蟇は怯え逃げる
上の方でザワっとざわめきが起きるが気にしない
志摩は爆笑、坊と子猫さんは呆れているようだ


「カエルの姿焼きにしてやろうかああああ!!!!!」

「寺島サンンンンン!?」


ゲハゲハ笑いながら追いかけていたら先生からの制止が入る


「先生、私、悪魔の動きに体を慣らしてましたけど……」
「寺島サン……キミは悪魔かネ」


私が追いかけた蝦蟇は怯えて震えていた。

なぜか知らないが、奥村燐も震えていた。

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