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使い魔とかいうものに誰しもが憧れを抱くだろう。
かくいう私もそんな憧れを抱く一人である。
ドキドキワクワクしてたさ。
まさか血を垂らした瞬間に魔法陣が消えると誰が想像しようか。
「センセー。魔法陣がスゥっと消えましたー」
こんな報告した奴は今までにいないはずだ。
ある意味私すごくね?
ネイガウス先生も目を見開き固まっている。
「まあ、その、何だ……悪魔を召喚し、使い魔にできる人間は少ないからな。」
先生、それは魔法陣が消えた人には慰めにもならねえよ。
「また遠子はやらかしたんか」
志摩は隣で爆笑しているし坊は呆れている。
「遠子さん、使い魔が全てではありませんし」
子猫さんは励ましてくれているのかよくわからない。
神木さんとやらとしえみとやらが使い魔を召喚できたことを正気を取り戻した先生が誉めている。
今回わかったことは、私は使い魔を持つことができないということだ。
そして友人になったはずの奥村君に今日もビビられた。