私がひとり反省会を開いている間、どうやら奥村君が囮になると出て行ったらしい。
しかし結局屍は一匹残った。


「詠唱で倒す!!」


それが坊の意志だった。

「さすが坊……!男やわ」
そう言いながら志摩は錫杖を組み立てた

「じゃあ俺は全く覚えとらんのでいざとなったら援護します」

志摩が坊にカッコ良く言う
そんな流れに私が乗らない訳がない

「坊の意志は私の意志ってな!」
そう言いながら立ち上がった私を神木さんが何か言いたそうに見ている。
何かアクションをと思いウインクをお見舞いしてやった。

「志摩だけじゃ心配だ」
腰に巻き付けてあるホルダーから棒を取り出し一本に組み立てる。

「棒術は得意なんでね。任せろ」

私は志摩の横で棒を構えた
今度こそ私は負けない

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