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早朝、師匠と一緒にランニングをして戻ってきた時、師匠はそういえばと話し出した
「おい、お前悪魔の召喚は出来たのか?」
「いやそれがサッパリでして、魔法円がスゥッと消えちまいまして」
「は?消えた?」
「へい。それでネイガウス先生には見捨てられまして……」
そこまで言うと師匠は暫く考えた後、なるほどと口を開いた
「遠子、悪魔を召喚したいか?」
「は?」
「今なら召喚できる……」
「本当!?」
「……かもしれない」
「イジメか」
なんだよ期待させんなよ。
テンションだだ下がりの私をさしおき師匠は紙と針を寄越してきた
「いや、考えてもみろ。召喚できないならできないで魔法円は消えねぇ。ということは魔法円がお前の力に耐えられなかった。だから今のお前なら力をコントロール出来てるし理論上は召喚出来るはずだ。だから、やれ」
「えー……だってまた魔法陣消えるに決まってますよ。消えたらガチ泣きしますよ?ギャン泣きですよ?」
「いいからやれ」
「はい……何を言えば?」
「何でもいい。適当に言え」
そう言えばネイガウス先生もそんなことを言っていた気がしなくもない
「……ペルソナッ!!」
「おまっ!!ペルソナ呼ぶなよ」
「いやだって師匠が……!」
その時ボフンと音がして煙が舞った
ビックリして紙を見ると魔法陣は消えていなかった
「マジかよ……」
「やったー!!!私の……」
喜ぶさ。すっげー喜んださ。だけど煙が晴れた時、地面には紙切れ一枚
「……悪魔?」
「何だそれは」
「さあ?」
拾って確認すると何か書かれていた
“食事中”
「おい」
「はい」
「何だこれは」
「メッセージですね」
「悪魔がこれを……?」
「みたいですね」
周りを見渡しても悪魔らしきものは何も無い
「遠子、お前何を召喚しようとしてるんだ?」
「私も知りませんがな」
師匠、そんな呆れた顔をしないでくれ