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クツクツと喉を鳴らして、男はベッドから離れた。

「それじゃ、ボクをもう一度泣かせてみてよ」

ニルは上半身を起こすと、ヒソカの背中を怪訝な顔で見た。

「マゾ?」

「本気だよ。猶予はボクの気分。キミに飽きたら直ぐに殺す{emj_ip_0833}」

そう言ってヒソカは窓から飛び去っていく。呆然と立つニルを青白い月が照らし、冷たい風が手汗を拭った。

____泣かす?一体どうやって?
立ち尽しながらその間、探そうとしていた。
傷一つ付けるよりも、難度の高い条件だとも思えた。
そして
ヒソカはどうしてさっき泣いていたのか
月を恍惚と眺めながら考えるのだった。







to be continue


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