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一輝「ええ…ユウヤ、外してくれるか?」

ユウヤ「はい」

一礼してユウヤは下におりた

一輝「風間さんにはこの店開いた時から世話になってます。みかじめも取らず……商売のイロハも分からない俺に、色々教えてくれたんです。…今、この店があるのもあの人のおかげです」

「みかじめ取らないヤクザも珍しいわよね(笑」

一輝「…そうですね(笑」

「それで、あなたを迎えたいからこの店を使わせて欲しいってお父さんが私に言ったのよ。それを一輝に伝えにきたの。組の方には秘密で」

桐生「そうだったのか……それで、親っさんは?」

一輝「先ほど連絡したんですが、例の"会長の件"で身動きが取れないと…」

桐生「会長の件?何かあったのか?」

「ええ……東城会三代目、世良会長が……殺されたの」

桐生「なに…!?」

「昨日の深夜の事よ。犯人はまだわからないけど…お父さんが何者かの刺客だろって」

桐生「なにが起きてるんだ…!」

「わからないわ」

一輝「ですが、堂島組長が亡くなって10年……今じゃ東城会の組同士が水面下で街の利権、食い合いしてるんです」

「堂島組を引き継いだ直後の風間組は…一時期大きな力を持ったわ。他の組も手出しが出来ないでいたんだけれど…数年前、内部から裏切って風間組を割った人がいたの…」

桐生「誰だ?」

「それは…」

パリーン!

客「きゃああっ」


ヤクザ「オラァ!オーナー出さんかい!!」

「あれは…嶋野組の連中よ。みかじめ目的の嫌がらせ」

桐生「お前はここにいろ、いいな」

「うん」

桐生は下におりた



高橋「これはこれは…ようやくオーナーさんのおでましですかい」

一輝「嶋野さんのところの方ですね」

高橋「まあねぇ。ウチ等ちょーっと飲ませて貰おうと思っただけやねんけど、そこの兄ちゃんが"帰れ〜"なんか言うもんやから」

ユウヤ「テメェら…みかじめせびりに来たんだろ!」

高橋「いいやぁ…今日は飲みに来ただけやから」

ユウヤ「ウソだ!!」

高橋「…酒飲ませろって言うとるだけやろうがっ!!!」

ユウヤとヤクザは睨む。恐らく嶋野組の若頭だろう

一輝「すみません、大事な客人が来てるんです。今日のところはこれで…」

高橋「参ったなぁ〜ホンマにそんなつもりなかったんやけどねぇ」

(わざとらしい言い方ね…)

ユウヤ「一輝さん、何やってんすか!!」

一輝は金が入った封筒を渡そうとしている
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