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シンジ「東城会の金庫から100億…抜かれていたそうなんです。緊急幹部会でその話が出た直後に…三代目が殺されました」
桐生「親っさん…明日は葬儀場にいるんだな?」
シンジ「ええ」
「まさか…行く気なの!?」
一輝「でもまた嶋野組の連中にみつかったら…」
シンジ「お嬢…一輝、言うだけ無駄ですよ。こういう時のこの人は…」
「それもそうね…」
桐生も葬儀に行くことになった
スターダストでシンジと葬儀について話す
シンジ「いいですか、兄貴。これが東城会本部の見取り図です。この本部施設の中に、風間の親っさんが…建物の裏口は比較的手薄です」
「下手に塀を越えたりすればかえって怪しまれるから、正面から弔問客に紛れ込んで行くのがいいと思う」
シンジ「そうですね」
桐生「わかった」
シンジ「正門から入ったら、突き当たりまでまっすぐ。そこを右に入った先が裏口です。俺はそこで兄貴を待ちます」
「私は応接室で待ってるから」
応接室には組長と会長の写真が飾ってある
桐生「ああ」
─────
──
翌日
今回杏子は受付ではない。応接室で桐生を待った
ガチャ
「桐生さん、シンジくん」
シンジ「この部屋で少しお待ち下さい。今風間の親っさんを呼んで来ます」
桐生「ああ」
バタン
「なんとか見つからずに来れたみたいね、桐生さん」
桐生「ああ…だが近江連合の奴に襲われた」
「え…?そうなの!?」
桐生「これも錦が…」
「ありえるわね」
ガチャ
風間「…一馬」
桐生「親っさん!」
風間は桐生の傍へ
風間「10年だ…俺はお前に何もしてやれなかった」
桐生「全部俺がやったことです…親っさんはなにも」
杏子は風間を支えてソファに座らせた
風間「変わらねえな…お前だけは」
桐生「親っさん、なにがあったんすか?東城会は…それに錦は?」
風間「会ったのか?あいつに」
桐生「いえ」
風間「あいつはあの10年前の事件から…すっかり変わっちまったんだ。妹にお前、由美をなくしたあいつは──この世界でのし上がる為に手段を選ばなかった。俺はあいつが鬼になるのを…止めてやれなかったんだ」
「お父さんだけじゃないわ。私も…錦さんを止められなかった…!」
風間「……」
「……」
桐生「親っさん…杏子…」
風間「もう一つ、お前に伝えなきゃならん事がある。…由美のことだ」
桐生「ええ…行方不明って」
風間「それなんだが…由美は」
ドォン!!ドォン!!
銃声が
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