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シンジが病室に入ってきた
シンジ「親っさん、そろそろ身を隠した方がいいです…あなたとお嬢を撃ったのは間違いなく内部の人間ですよ。また命が狙われかねません」
風間「ああ…そうだな。あいつはどこにいる?」
「あいつって?」
風間「寺田だ」
「寺田って…近江連合の!?」
風間「そうだ。あいつには色々と世話になっているんだ」
「でも…寺田さんは錦山さんと兄弟の盃交わしてるのよ…?私は錦山さんを信用出来ないわ」
風間「俺も信用しちゃいねえさ。だからシンジを錦山組に送った」
「……」
風間「だが寺田は大丈夫だ。信頼している」
「まあ…お父さんが言うなら」
その時
ガチャ…
寺田「風間さん、田中さん。準備が出来ました」
「!」
風間「おう。寺田…すまねえな」
寺田「いいえ。こちらが風間さんの娘さんですか」
寺田は杏子を見た
風間「ああ。俺の大事な娘…杏子だ」
「初めまして、杏子です。東城会本部で会長のお世話をしておりました」
寺田「そうでしたか。私は寺田行雄と申します。近江連合です」
二人は握手を交わした
シンジ「それじゃあ親っさん、車椅子に…お嬢も」
「ありがとう。シンジくん」
──────
───
シンジ「ここです」
「え…!?ここって……」
"桃源郷"
神室町にあるソープである
風間「ここで世話になるのか?杏子と一緒に入るのは気が引けるな……」
シンジ「ま、まあそうでしょうね…;ここの最上階の部屋に、アケミというソープ嬢がいるんです。俺の恋人です」
「相変わらずソープ行きまくってたのね(笑)」
シンジ「へい。ですが、桃源郷だけですよ。アケミに会いに」
中に入った
風間「ここは会員証がないと入れねえし、1回遊ぶのに100万はかかるだろう」
シンジ「ええ、そうです」
「お父さんよく知ってるわね。行ってたの?」
風間「いや。ソープや風俗は興味ないんでな」
「なんか……桐生さんみたい(笑)」
風間「あいつも興味ないからな」
シンジ「え!?兄貴は俺に金借りてましたよ…?ソープに行ったんすよ」
「いや、行かないと思うわ。だって桐生さんは由美ちゃんを好きだもの」
シンジ「え!?…そうなんすか?」
風間は頷いた
受付「いらっしゃいませ」
シンジ「最上階のアケミに会いに来た」
受付「田中様ですね。どうぞ1週間で700万になります」
1週間泊まるという場合の代金らしい
シンジはガチャっとアタッシュケースを開けた
シンジ「1億入ってる」
受付「ありがとうございます。それではごゆるりと……あ、そちらの女性の方は申し訳ございませんが」
シンジ「この人は大事な人なんだ。多めに見てくれ」
受付「…かしこまりました」
エレベーターで最上階へと向かった
「寺田さんはどこに?」
シンジ「寺田さんはまた匿えるところを探しに」
風間「そうだろうな。こんな場所にいつまでも居れないだろう」
チン
とエレベーターがついた
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