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カチャ
桐生「今月分のシノギです。お納めください」
柏木「おう」
「わ…1億?」
桐生「そうだ」
風間「また無茶したんじゃないだろうな?」
桐生「……いえ」
風間「一馬。お前が無茶すりゃ下の連中は歯止めが効かなくなる。元々暴れたいって奴らの集まりなんだからな」
柏木「桐生なら大丈夫ですよ。分別のある男です。それになぁ、親父だって昔は…"東城会イチ"の殺し屋っつって……」
「え…」
風間「柏木…!」
風間は睨む
柏木「すんません……」
風間「……すまんが、外してくれ」
柏木「へい…」
「あ、それじゃあ私も」
風間「いや、お前はいい。いなさい」
「うん…」
柏木は部屋を出た
風間「しかし文字通りの子供だったお前に、組を任せる日が来るとはな」
桐生「親っさんがいなけりゃ、今の俺はありません。…感謝しています」
そう言って頭を下げる
風間「おい…そう硬くなるな」
「それは私も同じよ。お父さん」
風間「杏子、お前まで;」
「フフ(笑」
風間「一馬、ヒマワリには顔だしてるのか?」
ヒマワリは桐生、錦山、由美が育った孤児院
桐生「いえ……最近は錦も由美も行ってないみたいです」
風間「たまには行ってやれ。あそこの孤児院はお前達の故郷みたいなもんだ」
桐生「ええ」
コンコン
風間「おう」
ガチャ
下っぱ「失礼します。桐生さんにお電話が…シンジさんからです」
「…?」
風間を見る桐生
風間は頷く
桐生「……俺だ。………由美が!?何で組長に!!……錦が…?で、場所は!?……わかった。直ぐに行く!」
ピッ
風間「おい、どうした?」
桐生「堂島組長が…由美を強引に連れ去ったらしいんです」
「え…!?由美ちゃんを…!?」
桐生「ああ…それで、錦が一人で由美を助けに」
風間「まずいな……組長は気に入った女はどんな手使ってでも手に入れる人だ。そこに錦山が入っていったら…何が起こってもおかしくねえ」
「どうしよう…!お父さん!!」
風間「落ち着け、杏子」
桐生「俺、行ってきます」
桐生が助けに行くという
風間「よせ!」
桐生「え…?」
風間「ここでお前まで行ったら、3人ともただじゃ済まねえぞ。…ここは耐えるんだ」
桐生「……」
風間「せめて俺が手を回すまで、お前は待て」
「だけど…助けに行かないとっ!」
風間「杏子、お前は絶対行くな。大切なお前が堂島組長に目をつけられたら大変だぞ」
「…でも」
すると桐生が
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