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「三代目は…桐生さんが本当に堂島組長を殺したとお思いですか?」

世良「桐生は…人を殺すような器じゃないと思っている」

「そうですよねっ!三代目もそう思いますよね!」

杏子は嬉しそうだった

世良「だが、警察はヤクザの抗争だからという理由で誰がやったかは問題視していない」

「……」

世良「迅速な事件の解決を優先するだろう」

「……はあ、どうしてこんなことに」

世良「さあな。とりあえず後日、風間さんにここに来るよう伝えてくれないか」

「わかりました。それじゃあ今日は本部全体の掃除を…」

世良「あーそれはいい。今日はもう帰りなさい」

「え?でも…」

世良「色々忙しいのでな。また来なさい。今日のバイト代は出しておこう」

「あ…ありがとうございます」

世良「杏子」

「はい?」

世良「明後日堂島の葬儀がある。その時喪章を着けて受付の仕事をしなさい」

「はい、わかりました」


杏子は自分の家へ帰ったのだった

─────

──

今日の出来事を風間に電話した
葬儀の後で三代目と桐生の話し合いをするという




そして明後日の日曜
杏子は早く起きて喪服に着替えた

堂島宗兵の葬儀である

大吾「杏子」

「大吾くん!」

受付に立っていると堂島宗兵の息子で、杏子の親友…堂島大吾(19)が来る

大吾「受付係か?」

「ええ、そうよ」

弥生「……」

「あ…弥生さん、この度は…ご冥福をお祈りします」

弥生「杏子か。ありがとう…」

大吾の母親で宗兵の妻、堂島弥生(38)
やはり元気がない

「弥生さん、相当参ってるみたいね…」

大吾「ああ…桐生さんに殺されたんだから余計だろう……」

「私は桐生さんが殺したとは思ってないわ」

大吾「だが現行犯だぞ」

「……」

大吾「まあお前は桐生さんと兄妹みたいなもんだからショックなんだろうけどな。俺は尊敬する気持ちが無くなった…」

「大吾くん…」

大吾は本部内へ母を追いかけた

「本日はありがとうございます。こちらにお名前をご記入ください」

「なんや…可愛ええ受付の子がおるわぁ思うたら杏子ちゃんやないか」

「真島さん」

【東城会直系嶋野組内真島組組長 真島吾朗】

真島「何が好きで本部の仕事なんかしてんねや」

「私は結構好きですよ?この仕事」

真島「ほんならワシの事務所で仕事したらええやんか!ワシの傍に四六時中おってや!」

「そ、それは遠慮しときます」

真島「つまらんのぉ…ま、また後で話そや!」

真島は中へ行った
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