Ruby darling

「グーレルちゃん」


「うっさいワネ、アタシは今忙しいノヨ」


「グレルちゃん遊ぼうよ〜」




マリア。一応グレルの後輩。




「馴れ馴れしく呼ばないでヨ!アタシは先輩ヨ」


「だってグレルちゃん可愛いんだもん」








グレルにくっついたり、グレルの髪を撫でるマリア

魂回収に行けばアタシの後ろにくっついてシネマティックレコードを見ては泣くし、害獣が来れば逃げて行く。



「マリア、アンタそれでも死神?!」










アタシはマリアが好きだからくっつかれたりするのは嬉しいけど、アタシはどうせオトコとして見られてないのよね…。




こんなにくっつかれたり、きっと同性として見られてるんだワ…






一生異性として見てくれないワヨネ…






叶わない恋。





グレルは複雑な気持ちだった。
数日後、ウィリアムに頼まれて死神図書館で書類やドゥームズデイブックを整理していた。



マリアはグレルの手伝いをしていた。





グレルがふとマリア見ると、棚から落ちてきそうなドゥームズデイブックが数十冊。




「アンタ、動いちゃダメよ、そっとこっち来なさい」


「え?なぁに?」



マリアは後ずさりして本棚にぶつかってしまった。







音を立てて分厚い本が数十冊落ちる。






「アンタ、怪我なかった?」


「うん、ありがと」




グレルはとっさにマリアを抱きしめて包み込んで落ちてくる本からガードした。




「グレルちゃん大丈夫?痛くない?」


「大丈夫ヨ」


「グレルちゃん…やっぱり男らしくてかっこいい。」


「は?ちょっといきなり何なのヨ!アタシはレディヨ!」


「グレルちゃんずっと大好き!いつも一緒なのに気付いてくれないんだもん!私をお嫁さんにして!」






「ち、ちょっと突然何なのヨ!」







突然の告白とプロポーズにグレルはあたふたして顔が真っ赤になった。






「グレルちゃん顔真っ赤。可愛い。グレルちゃんってルビーみたいに綺麗なのに本当にかっこいい。大好き!」