「ねえ、よかったの?」
 ベルケンドの研究所の一室にて、シンクはイスに座り書類を読むヴァンに尋ねた。
「――何がだ?」
「アンタの妹さ。従妹なんて言っちゃって、本物の妹なのに」
 シンクの声には嘲笑うような響きが含まれていた。
 ヴァンはそれに気付いていたが、咎めることなく、答えた。
「私の妹はマルクト貴族に嫁いだ。あれは本当の妹ではない」
「言葉が抜けてるよ。あんたの妹の”レプリカ”はマルクト貴族に嫁いだ、だろう」
「抜けてなどいないさ」
「……ふーん? まあいいけどさ。それにしても笑えるよ。被験者がレプリカを本物として選ぶなんてね」
「……」
「ピオニー陛下から信頼が厚く、若手の中では出世株のガルディオス伯爵様。綺麗なお姫様を娶り、ホドの住民から信頼を集めて日々を健やかに過ごしている。もしこのままマルクト皇帝陛下が妻を持たないようなら、いずれお姫様が産んだガルディオス伯爵の子供が皇位を継ぐかも知れない。笑える話じゃないか。レプリカのガルディオス伯爵が被験者との間に作った子供が、いずれマルクトを乗っ取るかも知れないなんて!」
 心底愉快だと、腹を抱えてシンクは笑った。
「あんた凄いね。尊敬するよ。まさか主君のレプリカを作るばかりか、それを本物のガルディオス伯爵のように扱うんだからさ! よっぽどガルディオス伯爵が憎かったんだね」
 ハハハ、とシンクの笑い声が響く中、ヴァンは過去に思いを馳せる。


 ――ホド島を完全に消滅させたのは、ヴァンだった。
 正確にいうと、ヴァンが過去に受けた擬似超振動実験の結果である。
 キムラスカ軍がホドに侵攻する当時、ガルディオス伯爵家はガイの誕生日パーティーを開いていた。ガルディオス伯爵家が一人息子の生誕を祝い、ガイが幸せそうに笑っている間に、ヴァンは擬似超振動実験という苦痛を味わっていたのだ。
 その擬似超振動実験の立案者、ジェイド・カーティスに対する恨みはある。ホドの住民からレプリカ情報を採取し、時には死に至らしめたというのに、何の償いもせず、今ではマルクト皇帝の右腕として立つ男が許せないと思う。
 だが、ヴァンにとっては、ジェイドへの恨みよりもガルディオス家に対する恨みのほうが大きいのだ。
 擬似超振動実験の被験者に己を選び、キムラスカ軍の侵攻を予想できたというのに住民を逃がすわけでもなく、ガイの誕生会を開いていた暢気な伯爵家が。
 先代のガルディオス伯爵を主君として仰ぐ立場にいたからこその、恨みだった。ホドを脱出したガイが復讐に明け暮れている姿を見て、その恨みは爆発した。
 尊敬できる主君が、ホドの住民を守ってくれる伯爵がいい。
 レプリカのガルディオス伯爵はそんな単純な想いから生まれた。命がけで住民を守り、尊敬できる主君になってくれるよう、願いながら作った。今となっては幸いなことに、ホドの住民のレプリカ情報は全員分が採取されて保管されていた。それはガルディオス家も例外ではなかった。
 先代のガルディオス伯爵とその妻のレプリカは作ろうとすら思わなかった。擬似超振動実験の被験者に選び、住民の殺害に一役を買った伯爵と、戦争の発端を担いながら暢気に息子の誕生を喜ぶ伯爵夫人のレプリカ情報など早々に処分した。使えたのはガイとマリィベルのみ。
 被験者ガイのように育ってくれるなと願いながら、レプリカのガルディオス伯爵の動向を見守っていた。
 すると、ガルディオス伯爵たちは精力的に家を復興させるべく動いた。幼少期のガイとマリィベルの記憶を持ったレプリカは自らが偽者であると知らず、純粋に伯爵家の復興のために動いて、ヴァンが望む理想の主君になっていった。
 ガイがファブレ公爵家の使用人として潜伏している間に、ガルディオス伯爵は本来ガイが浴びるはずだった地位と名誉を得てゆく。
 ガイと、ガイレプリカ。
 どちらが本物のガルディオス伯爵か、比べるまでもなく、マルクト皇帝達はガイレプリカを本物として認めた。
 導師のレプリカとして生まれたものの、本物に成り代わることができなかったシンクにとって、ガルディオス伯爵は賞賛と嫉妬の対象だろう。
「ガルディオス伯爵だけじゃない。アンタは妹や祖父のレプリカまで作った。テオドーロ市長は殺したのに、ティア・グランツを殺害しなかったのは家族に情があったからだろう?」
「……さあな。何にせよ、あれにはいずれ消えてもらうつもりだった。私は世界を変えるために悪魔になる覚悟をしたのだから。あれは最初から、そのための実験台にするつもりだった。成功した以上、最早あれは不要だ」
 ティアレプリカはヴァンを本当の兄として慕い、マルクトで音楽教師として働きながら暮らしていた。そこでマルクト貴族の子供に慕われ、そこからその20歳年上の父親に見初められて嫁いだ。人を殺すことを知らない白魚のような手で子供の頭を撫でて、優しく微笑む姿を思い出す。本物のティアには描けなかった幸せな光景をレプリカティアには作ってもらいたいと願っている。
「妹を実験台呼ばわりか! はは、非道で最高じゃないか! 僕は今このときほど、アンタの計画に賛同してよかったと思った日はないよ。それで? インゴベルト陛下をすり替えたんだろう? 次は誰をすり替える? あの偽姫様かい?」
「預言に詠まれた王女など、預言から離脱する今後の世界には不要だ。王女のレプリカなど作る必要はない」
「じゃあ、アッシュにでもあげるかい? あいつは王女に執着していただろう」
「ふ、その執着も憎悪にいずれ変わるだろう。私はアッシュに甘すぎたからな。すこし教育するつもりだ」
「ああ、そうなんだ。アッシュの奴ご愁傷様」
 シンクはヴァンの言う教育が洗脳を示していることに気付いた。憎悪という言葉から察するに、アッシュが幼少の頃受けていた超振動実験の主導者をキムラスカ王家に仕立て上げるつもりなのだろう。
 レプリカにすり替えたインゴベルト陛下ではなく、ナタリアに憎悪を集中させるつもりなのかも知れない。何にせよ、アッシュの淡い恋心は完膚なきまでに叩き潰されるのだろう。
 だが、それもヴァンからしてみれば破格の待遇だとわかる。ヴァンは不要だと断じた被験者をレプリカにすり替えてきた。導師イオン、ガルディオス伯爵、インゴベルト陛下。アッシュの代用はすでにルークがいるのだ。即座にアッシュを殺さなかったのは、アッシュに憐れみを覚えているせいか。ヴァンも過去に超振動実験の実験台にさせられた。大人が守ってくれなかった子供の一人である。アッシュの境遇に憐れみを覚えていても不思議ではなかった。
 ヴァンにとって、洗脳はアッシュを助けるための手段なのだろう。そのやり方は決して正しいものではないが、そうだとしても、これはヴァンにとってアッシュに見せる優しさなのだ。
「預言に浸り、思考を停止した人間など、世界の害悪にしかならん。そんな者が世界を動かしていると思えば吐き気がする」
「違いない」
 シンクは賛同して、ヴァンの後押しをすべく手足として働いた。

 ヴァンの目的は世界の中枢を担う者たちをレプリカにすり替えることだった。正確に言うと、預言に思考を預けている者たちだが。
 キムラスカでは既にインゴベルトとルークがレプリカになっている。インゴベルトは言うまでもなく、ルークをレプリカにすり替えたのは次代の国王だからだ。ナタリアをすり替えなかったのは、彼女が預言に詠まれた王女だから。もし今後、預言遵守の姿勢を見せるようならファブレ公爵もすり替える予定だ。
 マルクトではピオニー陛下が預言に懐疑的であるため様子見の段階であるが、先帝時代から宮廷に居座る狐狸妖怪共はすこしずつすり替えていた。
 ダアトも同様である。



 バチカルを追い出され、教団に帰還する最中のモースは脂ぎったその顔を歪めながら、口汚く世の恨み辛みを吐き出していた。
「あの無能が! 無能は無能らしく私の言うことを聞けば良いもの、を」
 ぐしゃ。
 聞くに堪えない罵声が突然途絶える。そして、地面には、頭蓋骨を歪ませた太った男の死体が物のように転がった。一時は栄華と権力を誇った男にしてはあまりにも呆気ない最期だった。
「食べる、の?」
 幼い少女の声が落ちる。
 肯定するかのように、ざっと土を後ろ足で一匹の魔物が蹴った。
「あんまり美味しくないと思う。でも……食べたいなら、いいよ」
 犬の遠吠えのような鳴き声が夜空に響いた。 
 モースを殺害したアリエッタの魔物がモースの死骸に噛み付いた。肉食のライガがモースの遺体を骨一つ残さずに食べ尽くしてゆく。獣の生臭い息と咀嚼音は常人が聞けば血相を変えて逃げ出すか、あるいは膝を震わせて次の犠牲者になるかどちらかだ。
 アリエッタは弟達の食事風景を邪魔することなく、「仕事が終わった」と小さく呟いた。

 大詠師モースの役目が終わり、生かしておく必要がなくなった。
 元々モースは預言遵守派の纏め役として生かしておいたに過ぎない。モースは実質上、教団を動かしていた人間なので、ある意味では教団と預言遵守派の象徴的存在だった。
 モースがいなくなったことで、預言遵守派の統制が取れなくなることが懸念されたが代替は用意してある。所詮は代替が利くような存在でしかなかった。
 ティアの責任を取り、直属の上司が責任を取って大詠師を辞職する。モースの以後の消息に興味を持つ者などいないだろう。大詠師を降りた身では、預言遵守派もモースに価値を見出せない。モースの人徳の無さが彼の寿命を削ったのだ。

 モースを殺害して帰還したアリエッタをヴァンは褒める。嬉しそうにはにかむアリエッタにヴァンはさらに指示を出した。アリエッタからイオン様を奪ったアニスを御友達に殺してもらいなさい、と。アリエッタは不思議そうに小首を傾げたが、すぐに眉間を寄せると、「アニス、きらい」と言って頷いた。


 *


(も〜うざったいなあ)
 アニスはマルクト兵の監視に気付いていた。
 嫌疑がかけられていることに内心いつばれるのか怯えながら、一方では、ただイオン様の居場所を教えただけだしと言い訳を繰り返す。罪悪感はほんの少ししか持っていなかった。
 タルタロス襲撃が失敗に終わったおかげだろう。それが、アニスの罪悪感を軽くしていたのだ。良くも悪くも。
(監視されているせいで、モースに報告できないし! モースの奴、怒ってるよね、やっぱり。……まずいなぁ)
 どうしよう、とアニスは下唇を噛んだ。
 和平使者一行は、インゴベルト陛下の和平交渉の承認を得るまで、バチカルの宿屋に滞在することになった。
 ルークはファブレ公爵家に戻り、イオン、ガルディオス伯爵、ジェイド、それに伯爵と導師の護衛役として、第三師団の中でも精鋭の四名がバチカル城に泊まっている。
 アニスと他のマルクト兵――アニスの監視役に選ばれた六名――はバチカルの宿屋に泊まっていた。アニスもイオンについて行こうとしたが、ジェイドが護衛の代理を申し出てくれたのだ。羽を伸ばしてきたらどうです? と。
 バチカルはキムラスカ王国の首都だけあって観光の名所である。闘技場をはじめに、ダアトでは決して見られない店がたくさんあり、華やかな賑わいを見せている。心惹かれるジェイドの申し出にアニスは即座に飛びついた。
 監視の目を掻い潜って、モースに報告書を送る機会も作れるかも知れない、という思いもあった。
 残念ながら、ウィンドウショッピングはできても、報告書を送る機会だけはなかったが。
 バチカルでしか買えないヘアゴム等のコスメ品が入った買い物袋をぶら下げて、アニスは一人部屋に入る。そして、深々と溜息を落とした。
(どうしよう……)
 ベッドの横に買い物袋を置いて、座り込む。と、ベッドサイドのランプの下に紙切れが差し込んでいることに気付いた。
 不思議に思い、手を伸ばして紙切れを取り出す。そこに書かれた一言に真っ青になった。
 今夜の時間帯と、バチカルの外に出るように促した、モースの文字。
(うそ……モースきてるの!?)
 アニスの報告が遅いからとうとうモース自らお出ましというわけか。これを見なかったことにすれば最悪な未来が待ち構えている。アニスは何とかマルクト兵の監視を掻い潜り、モースの元に行かなければならないと、紙を握り締めてスカートのポケットに入れた。


「今夜は……の周辺に……物が多いらしい」
「そう……か」
「キム……が夜……の外出を控えるよう商人や旅人に通達を出している」
「ああ、そういえば宿屋のカウンターに張り紙があったな」
 マルクト兵の話を余所にアニスはトイレに駆け込んだ。慌てて駆け込んだから、少しばかりトイレに篭っていても怪しまれないだろう。トイレの内側から鍵をかけて、小さな子供が通れる程度の窓を開けて身を滑らせた。
 さすがにきつくて体に窓の跡が残ってしまいそうだったが、アニスはそれでも何とか宿屋を抜け出して、夜のバチカルを駆けた。
 バチカルの出入り口を監視するキムラスカ兵は、街の中に入り込もうとする魔物と戦っていた。魔物にキムラスカ兵の気が向いているうちに街の外に出る。
 アニスは肩で息をしながら、夜闇に身を紛れさせて、周囲を見回した。
「モース様?」
 はあはあ、と自らの弾む息のせいで周囲の音を気に留めなかった。ざりっと何かが乾いた大地を蹴る音にアニスは気付かない。突如、眼前に弾丸のように現れた赤い双眸に目を見開く。
「――え?」
 喉元に熱い息を感じると同時に、アニスは絶命した。
 喉を噛み切った魔物がびちゃびちゃと血を水のように舐めて、血の臭いに惹かれた魔物たちが寄って来る。アニスの死体は瞬く間に魔物の餌と化し、彼女が身に纏っていた服ですら、遊び道具として鋭い爪に裂かれていく。
 骨から皮膚が剥がれ落とされてゆく。アニスの眼球がぽろんと剥がれ落ちて、アリエッタの足元まで転がってきた。お気に入りの靴が汚れてしまう。アリエッタの気持ちを汲んだ弟がアニスの目玉を口に咥えて、むしゃり。
「アニス、骨だけになっちゃった」
 アリエッタが事実を呟く。その骨すらも、魔物の遊び道具や、戦果になった。アニスの骨を得意げに仲間たちに見せびらかす魔物たちを視界に入れながら、アリエッタは小首を傾げる。
「これでイオン様、アリエッタのこと、見てくれる、かなぁ」
 そうだといいな、と希望をこめて呟いた声は明るく弾んでいた。


 ――翌日、バチカルの外で人骨が発見された。
 昨夜は魔物の大群がバチカルの周辺に出現し、キムラスカは夜間の外出を控えるよう通達を出していた。無論、入り口付近にはキムラスカ兵が常駐し、魔物から街を守っていた。
 発見された人骨にはしゃぶられた跡が見られ、傍には無数の魔物の足跡が見つかった。それにより、魔物の犠牲者となったのではないかとキムラスカ兵は判断した。また、衣服も肉も見つからなかったが、辛うじて残っていた頭部の人骨の小ささから、十代前半の子供だと推定。
 バチカルの宿屋からアニス・タトリンの姿が忽然と消えていることから、アニスが魔物に殺害された疑惑が流れるが、確証はなかった。アニスの消息不明を知った導師から捜索を頼まれ、導師の心情を慮り、キムラスカ軍はアニスの捜索を続けたが手掛かり一つ見つからずに捜査を打ち切ることになった。
 アニスの監視をしていたマルクト兵は意気消沈となり、一時は導師イオンに厳しい目を向けられたが、ガルディオス伯爵が取り成して怒りの矛を収めた。
 マルクトはアニスを要人として警護していたわけではなく、犯罪者疑惑があるから監視していたのだ。確かに監視対象者を見逃してしまうのは問題があるが、それはマルクト軍の問題であり、教団に責められる謂れはなかった。
 それに、アニスがトイレを装って脱出した点を見ると、彼女はマルクトに監視されていることに気付いていた節がある。その上で逃げたのなら、彼女は自身が逮捕されることを恐れて、それを嫌がって、逃走したことになる。つまり、アニスには逮捕される覚えがあったということになる。マルクトはアニスを発見次第、厳しい態度を取らざる終えないだろう。
 このままアニスが発見されない方が良いのかも知れない――彼女の今後を思えばイオンはそう思わずにいられず、バチカルの外で見つかった少女の遺体がアニスでないことを願った。

 その後、アニスは見つかることなく、イオンは和平仲介役を終えてマルクトに護送されて帰還した。
 教団内部の情勢が変わり、導師派が牛耳っていたことにイオンは驚きながらも今度はヴァンの操り人形と化す。その傍らにはアニスから居場所を取り戻したアリエッタの姿があった。
 イオンが公務中の間に、アニスの両親は再び借金を作り、日々の生活に喘いでいた。
 アニスの両親は言う。
「アニスちゃんまた怖い人に追われてないかしら」
「最近、僕達も怖い人に追われることが多いから心配だね」
「アニスちゃんは怖い人に追われたり戦ったりするのがお仕事だけど、どうして軍人じゃない私たちが、怖い人に追われるようになったのかしら……?」
 不思議そうに首を傾げるアニスの両親に、アニスのことをよく知る者たちは揃って顔を顰める。この先アニスの両親は苦難の連続を味わうことになるだろう。自分達の娘に押し付けていた苦難を。



 導師派が教団の勢力図を書き換えたことで、その影響は世界にも波及した。
 インゴベルト国王は徐々に預言離れし、ピオニー陛下も足場が固まったことで預言に懐疑的な意見を隠そうとしなくなった。世界の中枢を担う国王と導師が揃って預言とは未来の指針の一つに過ぎないと口にする。
 そのせいで、預言遵守派の活動範囲は狭くなり、旨味を感じなくなった者達が見切りをつけたように次々に派閥を抜けてゆく。数十年もすれば、人々は預言を意識せずに、自らの意思で行動するようになることも難しくないだろう。

 キムラスカ王国とマルクト帝国の間で行われた和平交渉は成功し、数百年ぶりになる和平が結ばれることになった。
 アクゼリュスの住民救助も無事に成功し、キムラスカ王国からは住民への慰問としてルークが親善大使の名を背負って初公務を成功させた。
 その直前にナタリア王女が突然病死するという事態に見舞われたが、長年戦争で争っていた両国の和平は王女の訃報を吹き飛ばした。
 和平交渉という重大な任務を成功させたガルディオス伯爵、その護衛のジェイド・カーティスにはマルクト帝国名誉勲章が与えられ、二人の栄達は約束された。後に、歴史教科書に載るほどの偉業を成し遂げた人物として二人の名前は載ることになる。キムラスカ国王の跡を継いだルークの名前も。


END.

アニスとガイとペール以外は全員生きてます。ティアは牢屋ですが!

2015/03/06
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