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いつか一緒に 番外編
自身の立場 おまけ
「…と言うことがあってね。どうかな、文化祭のオープニングを火原と日柳さんで飾ってみるのは。」
突如提案されたことに、2人は咽る。
原因となった柚木は楽しそうにニコニコと笑ってコンクールメンバーを見ていた。
「柚木!何で言うんだよ!!」
「何でって…あの演奏、すごく心地よかったから。CMの第3弾みたいだったし、コンサートも盛り上がると思うんだ。」
「え、でも…柚木先輩、さすがにそれは…」
「日柳、お前…なに一人で楽しんでんだよ?」
「土浦君!?」
「いいですね…。火原先輩と日柳先輩の合奏…聴いてみたいです。」
「だよな。志水もそう思うよな?」
「はい…」
「…あの、私も…その、お二人の演奏を聴きたいです。ダメでしょうか…?」
「えっ、冬海ちゃん!?」
「いいのではないか、音羽?俺も興味ある。」
「ちょっ…蓮まで!?」
「うん、決まりだね。じゃあ、僕はあの映像を編集できるか掛け合ってみるよ。」
「よろしく頼みます、柚木先輩。」
「えっ…ちょっ、ちょっと待ってよ柚木!みんなもっ!!」
あれよあれよと言う間に決まってしまったオープニング。
音羽と火原は目を白黒させるだけで、反対できそうにもなかった。
2013.11.25. UP
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夢幻泡沫