2017年8月某日 火曜日近頃の俺といえば、阿呆の血ではなく紅々とした葡萄酒が流れているのではないかとさえ錯覚するほど、すっかりその味に心酔して酒を舐める習慣が出来ていた。一隻のワイン・グラスの膨らみを色付けているのはもちろん、我らの師匠赤玉先生も首っ丈な赤玉ワインである。甘い。ひたすらに甘い。 下鴨弥三郎 有頂天家族