アストルム研究開発都市
西の大陸、中央大陸に面した海沿いに位置する小さな国。
元は隣国である帝国ソフィアが創設した科学技術研究施設の集合都市であったが、後に独立した。国ではなく都市を名乗っているのはその名残。
[特色]
名前の通り、研究所や開発室が密集している。
どの国に対しても平等であり、中立の立場を確立している。ひとつの国というより、諸外国の共有地区という表現が正しい。諸外国から様々な援助を受ける代わりに、技術や人材を提供をしている。その内容は『魔法を使わない研究』が主であり、純粋な科学・物理分野の研究が主に行われている。
住民は研究所・開発室の職員とその家族、各国が展開している店舗の従業員や派遣軍人とその家族のみ。
[生活]
生活水準は高い。
諸外国の派遣軍が駐在しており、治安の良さは大陸有数。特に研究施設のセキュリティには常に最先端のシステムが利用されている。
生活するにあたって不便はないが、老年期に必要な介護などの保障が確立していないため、永住するには向いていない。
[教育]
教育思想も何もないが教育施設は数ヵ所存在しており、講師は国の研究者たちなので、必然的にレベルの高い教育が行われる。
しかし魔法教育に関しては一般よりやや高いレベル、武術に関しては健康維持に必要な運動程度。
[法律・裁判]
特殊な国家体制を取っているせいか、独自の法律というものは存在しない。
居を構えて滞在する場合は決められた手続きを踏んだ滞在登録が必要で、徹底した人員管理が行われているため、あまり犯罪らしい犯罪は起こらない。
何か問題が起きれば当事者たちが籍を置く国の法律に則って解決される。
[補足]
国籍としてアストルムを選択する者は少ない。
諸外国から派遣されている軍人や店舗従業員などは当然ながら、研究所職員の8割以上も国籍自体は出身国のまま。生まれ育ちがアストルムでも親が外国籍ならば、親と同じ国籍を持つ者がほとんど。
アストルムには福利厚生の制度がないため永住するには向いておらず、退職したら祖国へ帰る者、成人したら諸外国へ移住する者がほとんどである。
[施設]
◆ クラウザー遺伝子工学研究所
オージアス=K=クラウザーが所長を務める研究所。
遺伝子工学を中心に様々な研究をしており、ECとしてではなく人として『天才』を生み出す研究は人権的な側面から物議を醸している。
出身者:トイ/ディトイェンス/マリアローゼ
