事件解決で勧誘来る!?(1)

事件から一夜明け。

土曜日に学校から呼び出された美空は自分の健康状態に何かあったかと疑問に思いながら登校した。
隣の友永家はマスコミが群がっていて、外出の際インタビューされたがシカトした。

「白星です」
「白星ちゃん?あ〜…はいはーいどうぞぉ」
「失礼します(先生軽いな…)」
「じゃあ行こうか」
「え?」

保健室に行くと何故か丹波洋美先生にそのまま校長室に連れて行かれる。
頭上にハテナを浮かべながら校長室に入ると、興奮した様子の担任と教頭、校長が美空を待ち構えていた。

「失礼しました」
「おいおい帰るな白星!」
「鷹谷先生…」

笑いながら手招きしてくる担任の鷹谷。

(今だけは反抗したい)

とりあえず空いていた来客用ソファに座ると、向かいに座る校長が口を開いた。

「昨夜警察から連絡が入りました。最初登校して来ないからどうしたかと心配してたら…白星さん。貴女は昨日の事件で犯人逮捕に協力したそうですね」
「あ、はい。えっと…遅刻してすみませんでした」

素直に謝ると次は気をつけるよう言われ頷く。

「それで警視庁から白星さんに、直接話を聞きたいと言われてね」
「警視庁から迎えが来るからそっちに行ってくれ!」
「ええぇぇ〜…勉強が遅れる…ご飯…」
「プリント作ってやっから頑張れ!」
「個人に贔屓するのはいけませんが…致し方ないでしょう。昼食は自分で何とかしてください」
「はい」

(仕方ないか)

すごくめんどくさがりながらも白星は承諾した。