「美空さん!なんて無茶をしたんですか!!」
「す、すいません。でも二人が心配だし…いてもたってもいられず」
「まったくっ!…まったく!」
「まぁまぁ、冴島の旦那」
プリプリと怒る冴島総監。
生身で警棒にタックルするなど、無理をしたのはジェイローダーとデッカードに搭載したカメラで警察庁で対策に当たっていた人全員が見ていたらしく。同じように心配してくれた方々もいた。
「書類もダメにしてしまってすみません」
「…式神による攻撃で焦げちまったもんな」
「書類はまた書けばいいが、君の代わりはいないのだ。あまり無茶をしないでくれ」
「すみません…」
だが冴島総監の機嫌が悪いのは他に理由がある。
「フンッ」
「…冴島の旦那は初めての合体を自分の目で見られなくて、拗ねてんのさ。気にすんなよ、嬢ちゃん」
「え」
「余計なことを言うなぁっ!」
冴島総監と藤堂主任のやりとりに。
「冴島さんって子供みたい!」
「それは言えてる」
笑いがこみ上げて、みんなで笑う。
「冴島さん」
「…なんだね」
「ジェイデッカー、格好良かったです!」
「〜っ!美空さんっ!!」
「「「あははははっ!」」」
そうして平和に日は暮れていったのだった。