現状悲惨奮闘中(4)

そして当日。

「…頑張ってね!美空お姉ちゃん!」
「うん…」
「てやんでぃべらぼうめ〜!やるだけやったなら大丈夫だ空ちゃん!」
「ありがとうございます、大村さん」
「親方でいいって空ちゃん!」
「はい!親方さん!」
「そろそろ時間じゃないかしら?」
「糸畑さん…じゃあ、行ってきます」
「「「「頑張ってー!」」」」
「はーい!」

みんなからの声援を受けながら走り出す。
今日のテストの結果で、美空が高校に通えるか決まる。
準備も気合いも充分。
高校に着き、彼女は空き教室に案内された。
先生方が試験官として見守る中、編入試験の問題用紙が配られる。

「始めてください」
「はい」


























夕方。美空が戻ってきた。
その顔には笑みが。


「お姉ちゃん!」
「ど、どうでしたの?」
「…ふっ、ふふふあははははは!やったー!合格!満点だって!!」
「そ、それじゃあ…!」
「夏休み明けたら、高校二年生だー!!」
「「「やったぁー!!」」」
ハイタッチで喜ぶ四人。
この後四人から結果を聞いたご近所さん達が、ムドラーさんの店でお祝いをしてくれた。

「夏休み明けてもよろしくねあずきちゃん」
「はい!」