euphoria


Green1/2




『俺先帰るわー!』
『私も先に帰りまーす』
『あ、なら一緒に帰りましょか』
『...なんでそうなんねん』
『え?大倉、何?』
『何でもあれへん』
『気ーつけてなー!』
「お疲れ様でした!」
『信ちゃん、飲み過ぎたらあかんで!』
『わかっとるわ!』
「お疲れ様でーす」



...なんで。なんでなん!
俺がまだ居んのに、なんでヤスと二人で帰んねん!みんなの前やから何も言えへんし!

イライラしていた。上手くいっていないというわけではないけれど、人の目を気にしているせいで、思う様に触れられないし一緒に居ることだって難しい。

けど今ヤスと二人で帰るなら、俺と二人だって変わらないはずだ。なのに。

『...嫉妬か、嫉妬!』

突然村上くんに掛けられた言葉に少し動揺した。

『...は!村上くん、何言うてんの!何、...え、なんなん、』
『うははっ、お前わっかりやすいなぁー』
『...はぁ?ちょっともー...やめてや、そういうの...』
『ええんちゃうか、上手くやれば』

上手くやれば、か。
そんなに分かりやすかったんかな、俺。あかんやん、致命的やん。
それでも、気付いても咎めることなく激励してくれた村上くんに感謝して手を合わせた。

『...なに拝んどんねん!』

シバかれたけど、これも激励だと思って有難く受け止めることにした。
そうだ、これからは相談相手が出来るのか。それはちょっと嬉しい。


『めっちゃ酔っ払ったー!』
『信ちゃん、暴れんといてな、』
『めっちゃ眠たなってんけど』
『もう帰ろ!な?』
『お前ちょ、こっち来い!』
「え!む、村上さん、!」
『...村上くん、あかんわぁ...』

#name3#さんに膝枕してもらっている村上くんは何やらニヤニヤしている。
...まさかな。...え、まさか?
...でも最初から#name3#さんのことはお気に入りっぽかったし...。無いこともないのかもしれない。だから俺を応援してくれたんかな。


帰り道、前を歩くマルと#name4#さんも、あっちはあっちでいい雰囲気だ。
行く時も一緒にいた気がする。
マルと#name4#さん、雰囲気が似てるから、気ぃ合いそうやしなぁ。羨ましい。


あー...何で俺村上くん抱えてんねやろ。くそー、#name1#め...。
帰ったら#name1#んとこ寄ってみよ。部屋入れてくれるかな。拒まれたらヘコむな...



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