Red2/2
部屋のインターホンが鳴って、こんな遅い時間に誰だろうと、少しだけドアを開けて顔を出した。
『...あ、スッピンや』
「...当たり前、何時だと思ってんの...。無理無理無理っ!戻って!」
『な...!普通そんな勢いで断る?』
廊下の左右を交互に見たすばるが、飛び込んで来て後ろ手にドアを閉めた。
「な、ちょ、何やってんのよ、もー...」
『マネージャー、明日のことで話があるんやけど』
「それ部屋入る前に言わなきゃ意味ないんじゃない?」
『...言いそびれた、』
「..............バカ、」
『おいコラ#name2#、今なに言うた』
「...何も、」
『犯すぞ』
「...そのつもりで来たんでしょ、」
すばるが急に黙ったからチラリと視線を向けると、口の端を上げて近付いてきた。目の前で立ち止まったすばるが、私に抱き着いてベッドに一緒に倒れ込んだ。顔が近付いて、僅かに唇を触れ合わせながらすばるが囁くように言った。
『そのつもりで来たと思てんねや?』
「...え、」
『ほんなら俺が入ってきた時に、覚悟したんやろ?』
「...そういう意味じゃないよ、」
『そんな弁解、いらんわ』
噛み付くように唇を塞がれて頭を押さえられ、息をする間もない程に激しく絡みつくようなキスが始まった。
『...めっちゃいいっ、そこ。...ん、そこ、っ』
これだけで満足しないのはわかってるけど、まだ部屋に人が来てもおかしくない時間だから、時間稼ぎ。
咥え込んで舌を絡ませながら上下すれば、髪をくしゃりと握られた。
顔は、見たらダメな気がして、ずっと目を閉じていた。見てしまったら、私が耐えられなくなってしまいそうだから。
そこ、と言ったところに舌を這わせたら、いきなり髪を軽く後ろへ引かれ、思わずすばるを見た。酷く色気を含んだすばるが眉間にシワを寄せて私を見ている。だから見たくなかった。体が疼いてしょうがない。流されてしまいそう。
ピンポーン。
二人で目を見開いて顔を見合わせ、慌てて口元を拭った。とりあえず服を直して、裸のすばるをクローゼットに押し込んだ。一度鏡を見てから扉を開けると、そこに居たのは村上くんと#name4#さんだった。
「あ、す、すみません!」
『ごめんなぁ、押してもうただけやねん。もーアホ!』
『あ、だ、大丈夫!』
とりあえず廊下に出て部屋のドアを閉めた。村上くんが私の顔をじっと見ていたからドキッとして鼓動が早くなる。
村上くん達が部屋から離れるのを見てから、急いで部屋に入って鍵を掛けた。
『...はよ続き、しよ』
後ろから抱き着かれてそのまま服を脱がされた。
「もー...ドキドキした、」
『ほんまドキドキしてるな、#name1#』
「...触ってるとこ違わない?」
『うん。めっちゃ濡れてる。なんで?』
「.................。」
『...それでもせえへんなら、もっかい咥えて』
「.........する、」
含み笑いをしたすばるが、私をベッドへ突き飛ばして上に乗る。すぐに下に指を這わせ中に挿し込んだ。
『...もう挿れていい?...や、挿れる』
なら聞かないでよ、なんて言わない。本当は私だってしたかったんだから。
下に擦り付けて蜜を絡ませたすばるが腰を進めた。そんなに慣らしてもいないのに受け入れてしまえるくらい溢れている。奥に届いてから緩やかに腰を揺らし始めた。
『...出せ言われたらすぐ出せるわ、』
「...えー、やだ、...頑張って、」
『...は、っ...今のはあかん、』
言った言葉がツボだったのか、耐える様に顔を歪めたすばるが私の腰を掴み奥へ打ち付けた。待っていた快感に体が仰け反ると、ますます激しく突き上げる。
『#name1#、』
呼ばれて目を開けると、噛み付くように唇を奪われ、弱いところばかりを抉る様に突かれた。
『...お前が煽ったんやからな、っ』
吐息混じりに呟かれたその声に今度は私が煽られながら、長い夜になることを確信した。
End.
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