TRIANGLE
『あは、めっちゃ腰揺れてるやん』
私の後ろ側から腰に指を滑らせて撫でられ、ますます腰がひくりと揺れる。
小刻みに震える小さな玩具は私の奥深くにあって、それを塞ぐように章大のそこが後ろから緩やかに突き上げる。
奥にグっと押し付けられると、痙攣したように継続的に腰が揺れて崩れ落ちそうになる。
『ここがええの?』
崩れそうな体を腹部に手を入れて引き上げられた。章大が玩具の刺激で甘い吐息を漏らしながら腰を押し付け、数回突き上げられたところで強ばった体がビクリと跳ねて崩れ落ちた。
『丸はこういうのしてくれへんねや?こんな感じるのになぁ』
私の中から玩具を引き抜いて少し乱暴に仰向けにされると、荒い呼吸を繰り返す私に笑顔を向けてキスを落とした。
離れた唇で空気を取り込むと、すぐに章大が入って来て嬌声が上がる。
『ここ、さっきまで丸の咥えてたんやろ?悪い女やなぁ、ほんま』
睨むように章大を見た私に顔を近付けて笑いながら、足を抱え上げて奥に打ち付ける。
達したばかりの体が新たな刺激に敏感になって息が詰まるように苦しい。お構い無しに楽しそうに私を揺さぶる章大の手を思わず掴むと、章大が笑顔を隠して私の手を握り返した。
その表情があまりに寂しげで咄嗟に目を逸らすと、ふっと鼻で笑って顎を掴まれ噛み付くようなキスで塞がれた。
息も出来ないくらいにぴたりと塞がれて舌を深く絡め、解放されると章大が口の端を持ち上げた。
『...俺の咥えてみて、どうっ?丸のと俺のっ、どっちがええの、っ?』
笑っていながら苛立ったようにも見えるその表情で激しく付き当てられ、あまりの刺激の強さに首を横に振って耐える。
『...あ、喋ってる余裕なんてないかぁ』
強ばる体を追い込むように突き上げられてすぐに果てると、章大の震える唇が私の唇を啄んだ。
「......ごめん、」
章大が悪いんじゃない。悪いのは、私だ。
『...そんな言葉が欲しいんちゃうわ』
吐き捨てるように言った章大がすぐに激しい律動を再開した。強過ぎる刺激に悲鳴のような嬌声が部屋に響く。荒い呼吸を繰り返す章大に苛立ちをぶつけるように何度も抱かれ、その腕の中で涙が零れた。
End.
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