euphoria


bj


根元から先端に向かって舌を這わせ、尖らせた舌先で先端を愛撫する。すばるのそこを伝って流れ落ちた唾液が、すばるの足の間のシーツを濡らしたから、ちらりとすばるに目を向けた。後ろに手を付いて私を凝視しているその視線が痛くて恥ずかし過ぎて目を伏せる。すると頭をぐっと掴んで、顔を合わせるように上を向かされた。

どこが感じるのか、それ以前に感じてくれているのか確かめたくて様子を伺うけれど、さっきから私を見つめたまま表情をあまり変えないなから焦る。
私はすごいテクニックなんか持っていないし、何より経験自体少ないのだから、この無表情が不安になる。

また目を伏せて喉の奥まで誘い込むと、苦しさに耐えかねて喉が締まる。するとすばるが初めて小さく声を漏らした。思わずすばるを見上げれば、薄く開いた唇から息を漏らして私を見つめるから体が熱くなる。さっきまでの無表情は色気に変わり、漏れる吐息は熱い。
それが嬉しくてもう一度深く飲み込み舌を絡めると、すばるの手が私の髪をくしゃりと握った。

『...あ、そこ』

伺うようにすばるを見ながら、探るようにまた舌でなぞる。
全部知りたい。どこがいいのが、どうしたらいいのか、飽きられない様にちゃんと知っておきたい。

奥まで咥え裏側に這わせた舌で刺激すると、ひくりとすばるのそこが揺れて質量を増す。

『...そう、そこ』

耐えるように眉間にシワを寄せ歪む顔が想像以上に厭らしくて、私の方が鼓動が早くなり息が上がってしまう。

「...気持ちいい...?」
『あー、そこや...』
「どこ」

今までそれなりに彼女もいたのは知ってるし、私の数倍経験があるのはなんとなくわかるから、少しでもよくなって欲しい。私で。

『そこやそこ』
「...全部じゃん」
『おん、全部ええもん』

さっきまでずっと表情すら変えず黙っていたのに、急に褒められてるみたいで戸惑うし恥ずかしい。
けれど確実にすばるの息は上がってきているし、時折足に力を入れて耐えるような仕草を見せている。

「...上手くなった...?」
『...まだまだやな』

ふっと息を零して笑うから恥ずかしくて目を閉じた。悔しい。もっと感じさせたいのに。

さっきみたいに飲み込んで喉の奥に当てれば、すばるのそこが膨らんだから思わず息を詰めた。
吐き出された吐息に僅かに混じる快楽の声に、もう余裕は感じられない。

『...嘘。...咥えてたらわかるやろ、』

じわりと喉の奥に感じる少しの苦味を喉を鳴らして飲み込むと、すばるの腰がひくりと揺れた。スライドさせて先端へ戻り尖らせた舌で窪みを刺激すれば、更に苦味が広がる。

すると突然肩を掴まれ引き上げられて、思わず手も口もそこから離れた。目が合ったのと同時にベッドに押し付けられ、私を跨いだすばるが荒々しく唇を奪う。

『2回目はゆっくりしたるからな』

余裕のない言葉と共に始まった少し荒々しい愛撫は、私を昂らせるのには充分だった。髪を乱す指も私を高める唇も艶を纏った表情も、全てが私を煽って刺激する。


End.

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