わたしを溶かして
求め合うように抱き合って、舌を絡ませた。長い長いキスの後、再び胸に顔を埋める。章ちゃんの腕に力が込められ、更にきつく抱き締められた。
『...も、無理や。知らんで、ほんま...』
すぐに腕の力が緩められて、スニーカーを脱いだ章ちゃんに手を掴まれ、部屋の奥へと入る。
手を引かれて来たのは寝室だった。
ベッドに倒されると、章ちゃんが上着を脱ぎながら私に跨る。私の顔の両脇に肘を付くと、私を真っ直ぐに見つめた。切ない顔をしていた。
静かに合わせられた章ちゃんの唇が、震えていた。
次第に深くなるキスに、少し痛みを覚える。きっとそれは、罪悪感。
舌を絡めて深く口付けられながら、私の胸の上を章ちゃんの手が這う。すぐに裾から手が入って、肌を伝い、直に私の膨らみが章ちゃんの体温で包まれた。キスの合間に洩れたその声も、再び合わさった唇によって飲み込まれた。
胸の突起に指が触れ再び声が漏れると、唇を軽く吸って章ちゃんの顔が離れた。そのまま章ちゃんが私の首筋に顔を埋め、そこに舌が這わされる。
首筋から鎖骨へと舌で辿られ、ゾクリとして鳥肌が立つ。服を捲くり上げられ脱がされると、また直ぐに肌に唇と舌が触れた。
章ちゃんの両手で両方の胸を包まれ、胸へと舌が下りてきた。焦らすように先端の周りを尖らせた舌で辿り、先端が章ちゃんの口内に包まれると、堪らず声が漏れた。
離れた章ちゃんは、先程とは違った穏やかな顔で私を見ると、嬉しそうな笑顔を見せた。
私のパンツに手を掛け下着も一緒に取り払うと、私の身体を眺める。
『...めっちゃ綺麗...』
「...見ないでよ、」
『そら見るやろ。子供ん時の身体しか知らんかったし』
ふっと笑った章ちゃんの唇が私のお腹や胸にたくさんのキスを落とした。
キスをしながらゆっくり足を左右に開かされると、間に身体を滑り込ませ、蜜が溢れ始めたそこに舌をゆっくりと挿し入れた。蜜を絡め取るように動かされて腰が浮く。
舌と指で丁寧に愛撫され、緊張感から次第に快楽へと変わる。時間を掛けて高められた身体が電気が走ったような快感に襲われ、身体がヒクリと跳ねてお腹の奥が甘く締め付けられた。
『大丈夫?』
声にならず目を閉じたまま頷くと、章ちゃんがベルトを外す音が聞こえた。
目を開けると、不安そうに眉を下げた章ちゃんの顔がすぐ傍にあった。
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