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……………
それからまた2週間が経過。
ビッキーがこのウィンディラン本部にやってきて約一ヶ月だ。
未だに部屋に籠もって仲間達と一切関わろうとしない問題児に、4人はある手段を実行する事にした。
それは…
「ちょっとどういう事よッ!」
バンッ!と、ビッキーは力強くテーブルを叩いてメンバーを睨みつけた。
「だから、お前部屋に籠もりっきりだから!」
「だからって部屋の鍵を勝手に変えるってどういう事!?これじゃ主である私が入れないじゃない!」
ジム達が取った作戦は、彼女が部屋を出ている間に扉の鍵を変えてしまうという作戦。
まさに最後の手段だ。
これなら嫌でも彼女はメインルームに来らざるを得ず、自分達と話をしてくれると考えたのだ。
しかし作戦は失敗。
ビッキーは逆上して激しい怒りをむき出しにした。
「待って、ビッキー。私達は貴方と話をしたかっただけよ」
「うるさい、おばさん!」
「おばっ…(怒)」
サラが眉をヒクヒクさせている間に、彼女は握り締めていた携帯をポケットに入れて玄関へ走り出した。
「おい!」
「ビッキーちゃん!僕を置いてどこへ!」
「もう耐えられないの!出て行く!こんな場所!」
「ちょっと、ビッキー!」
怒りを露わにするように強く扉を閉め、バイクに跨ってエンジンをかけた。
「待てよ!お前!」
走り出した彼女。
それに続き追いかけて行ったのは、最もあの子の事を気にかけていたジムだ。
腕を掴むナイジェルの手を無理やり振り払って、バイクに跨り猛スピードで走り出した。
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その場に取り残されたのはナイジェルとサラ、そしてボビーの3人。
「はぁ…やっぱ鍵を変えんのは、ちょっと強引すぎたか」
「ビッキーちゃん…」
「とりあえず、今はジムが彼女を連れ戻すのをここで待つしかないわね」
突然ふたりもいなくなってしまった部屋の中にどうしようもない空気が流れる。
今は待つしかない。
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