……………

「はぁ!?あの外にいる奴ら、全部ボビーの親戚!?」

「そうだよ」


「凄ーい!」と感心しているビッキーに対し「全部同じ顔…」と不気味がっているサラ。


「で、ボビエ。一体何しに来たんだい?こんな遠い所まで」

「決まってんじゃな〜い!お兄ちゃんが元気にやってる系とか、彼女が出来た系とか、この優しい妹が確かめに来たみたいなぁ↑」

「電話で確認しろ、そんな事」

小声で言ったナイジェルだったが、どうやら彼女の耳には聞こえてないらしい。


「あぁ…そうだったのかい。全く良い妹だな!」

愛しの妹・ボビエの優しさにニコリと微笑むボビー。

まぁ、こっちに来てから長いわけだし、久しぶりに兄の顔も見たくもなるよな。

家族なんだし。

本人も安心したみたいだし、これでやっと帰ってく…


「つーわけでぇ、今日一日ボビエここにお世話になるんでぇ!ヨロピコォリ〜ン♪」


「「…………。」」


大きなおっぱいを揺らしながら豪快に笑う妹さん。

残された5人全員の背景がその一言により、一瞬にしてドス黒い色へと変化していった。








「と…ところで、ボビエさん」


ボビエをメインルームのソファーに座らせた所でサラが重い口を開いた。

「何であんなに親戚を?」

「そんなの決まってんじゃなーい!ボビエ独りぼっちじゃ寂しいからぁ♪」

ジム(小声)「それで付いてくる親戚も親戚だな」


「それにボビエ可愛いから〜、皆がお供したいって………ん?」

「はい?」

サラの質問に答えている途中、ボビエは突然立ち上がった。

何かと思うと顔を彼女の顔の前まで持っていき、ジッと怖い表情で見つめている。


「なっ、何ですか?」

「おい、何してんだテメ…」

「オッサンは引っ込んでて」

「…ごめんなさい」


救出しようとしたナイジェルだったが、ボビエの物凄い顔面迫力に圧倒され、すぐに身を引いてしまった。

再びサラを鼻と鼻がくっ付きそうな距離でじっと睨むボビエ。


このドアップ。


迫力ありすぎ。


そこでようやくボビエは口を開いた。


「アンタ、何かさぁ…」

「…っ!?」






「ケバくない!?」


「お宅に言われたくないんですけど…」


彼女の言う「ケバい」の意味は化粧なのか存在なのかはわからないが。

まっ!このボビエのナイスバディ♪には敵わないっていうか〜??と、高笑いをしながらサラの前を去って行くボビエ。


「……………。」

眉をヒクヒクさせて動かなくなる。

ヤバい!この前兆は…!


ジム「ヤバッ!サラを取り抑えろ!」



ドォォ――――ンッ!!!



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