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……………
【コインランドリー・ホワイトワイト】
6人は重い洗濯物を持ち、ようやく目的地に辿り着いた。
「わぁ!コインランドリーなんて初めてー!」
何に対しても好奇心旺盛なビッキーが看板を見上げて声を漏らす。
まるでピクニックにでも来た子どもみたいだ。
「遊びに来たわけじゃないんだからな。よし、入るぞ」
ガチャン
「あ」
扉を開けた途端、先頭のジムの動きが止まった。
店内には既に先客がいたのだ。
しかも、どの顔も知っている…
「あ!ジムさんじゃないっすかぁ」
軽い口調が狭い店内に響く。
ライトグリーンの髪に制服を着た男、美空 七音。
そして左から、褐色の肌の日晴 響介。
眼鏡をかけた雨宮 律。
白い髪の雪之原 奏。
そして背の高いヨーロッパ系のクラウディ・メロディアス。
今人気のバンドグループ「weather life」の5人だ。
「七音!皆!久しぶりだな、何やってるんだ?こんな所で」
「コインランドリーへ食事に来る人間なんていないっしょ。皆と同じ、洗濯だよ洗濯」
依然に会った時と全く変わらない生意気な笑い顔を見せた美空。
先日の一件以来素直な男の子になったと思ったが、彼の生意気さは既に体に染み込んでいて抜ける気配はないらしい。
「実は衣装専用の洗濯機が不具合を起こしてしまったんです。現在、マネージャーが修理の手配をしてくれているのですが、本日の分はどうにもならないらしくて…
だから今日の洗濯物はコインランドリーで済ませようという話になったんです」
「なんだ、俺達と一緒じゃん」
雨宮の丁寧な説明に、ジムはようやく理解した。
どうやらweather lifeのメンバーも同じ日に洗濯機が壊れ、同じような考えでこのコインランドリーを訪れたらしい。
こんな偶然あるんだな。
「まぁ、いいじゃん!せっかく久しぶりに会えたんだし!和気藹々と話しながら一緒にやろうよ!」
「そうですね。そうして頂けると助かります」
明るいビッキーの言葉に、断る事なく真面目な顔をして首を縦に振った雨宮。
美空「さっきまで面倒臭いと思ってたけど、可愛い子が一緒にやってくれるならやる気出る!」
雪之原「あはは。ナオ君って本当に単純で扱いやすいよねぇ」
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